日本選手権エリア代表戦使用スプライト
【はじめに】
構築は上記の通り。
構築はいつも通りさくまに細かいことを質問しつつベースを貰いました。
彼は本当にいい構築を実践ベースに作るため信頼できます。
今期はスプライト一強環境だと思っていて
・先行はマウントをキープして相手の細い筋を弾きねじ伏せる
・後手は逆に細い勝ち筋を見定めてそれを通す
上記の様なゲーム感になると思っています。
上記を大局観として意識したのは以下の点
・ミラーの誘発プランの廃止
要点:誘発なし、返し札での有効性をテスト。
結果:70点。良くもないが思ったほど悪くもない。
ただ誘発よりは信頼できる。
・先行を落とさない
要点:誘発の分全て捲り札にするとそもそも先行が弱くなりすぎる。
結果:宣告が後手でも機能。最大枚数採用。Gにも強く立ち回れる。
・ティアラメンツとエルド相手にゴミを残さない
要点:サイドデッキをミラーに特化するのはよくない。
結果:ギリギリ許容できる枚数に調整。
・サイド後ミラーでGを回収されたゲーム以外に負けない
要点:神などの先行用カードにも強くしたい。
結果:伏せ割を投入。操作、鏃など神に触れたりその後の展開を行えるカードを採用。一応魔デッキにも少し希望を。
一強環境は環境の隙をつくというか一発屋構築と言われるバレたら終わりで裏をかくな築が割と抜けやすいと思っていたのと後述する誘発への信頼のなさから上記のリストになりました。
深い内容はさくまの質問箱だと多分丁寧に教えてくれます。
【ミラーのゲーム感に関して】
スプライトの性質上誘発(特にヴェーラー等の無効系)はスプライトの性質上0.5妨害程度にしかなりにくく、消費させた後の盤面を返すのがしんどくて負けみたいなのも多々あるかと思います。
ニビルやうさぎみたいな通ればリターンのある誘発と投げて初めて1妨害になりうる可能性が出てきます。
ただこれもレッドや墓穴の関係上あまり現実的には感じなく誘発に割と限界を感じていました。
貫通されたから仕方ないで済ますのは簡単ですが、そもそも誘発という不安定なカードではなく返すカード+蓋の方が総合的な勝率は上がるのでは判断しました。
拾えない負けを無理して拾うのをスプライトミラーに求めるのは現実的ではなく、拾えるゲーム拡げて取りこぼしを可能な限りなくし無理なものは無理で割り切りが必要と感じました。
実際尖ってますし構築に拒否感が出る人も多いかと思います。
構築がバレてない段階だと鬼ガエルブルーでもG回収まで行かずに誘発に強く動き、餅を出す人がほとんどでした。
もちろんGを回収する動きはされると負けます。
ただ日本選手権程の場で誘発を全無視するプレイヤーは少ないと読んだ&鬼絡みの様な場合に限るためそのゲームは割り切ってます(そもそも鬼初動は誘発耐性が半端ないので2枚程度は貫通されるため結局誘発も不利には変わらないと思います)。
メインでの採用もちらほら見かける三戦を喰らわないのもこのミラーにおいては大変重要なため背中を押す要因になりました。
【構築に関して】
【エクストラ】
ヒータの不採用、エリアの採用
結界波と鏃の都合で基本は相手の餅は出る想定。
返しに必要なのが制圧+展開への妨害になるがその際相手の粋を奪って餅を出すことで制圧と展開の抑止を同時に防ぐのが主目的。
誘発入れるならレッドやエルフを取れるヒータのがいいと思うけど今回のプラン的にはエリアのが理にかなってるし、実際使用頻度は結構多いため返すプランには合っていたと思います。
制圧が不安な際は相手の鬼ガエルを出してギガンからGを出して拾うことでお茶濁したりも可能だったりもします。
【サイドカード】
鏃
返し札の中でも後ろに触れるのがとにかく優秀。
餅も綺麗に処理できたり被っても打てたりと不満点が特にないシンプルな強カードです。
なんだかんだ重いティアラメンツの置物もヌトス込で後ろに触れて多面処理可能なのもいいですね。
ヌトスとトラブルサニーをアーゼウスの効果で仕込めると妨害や攻めて増えるので覚えて置くといいことあるかもしれません。
死者蘇生、精神操作
ミラーの神による着地狩りに抗う中で打った際のリターンが1番大きく採用しました。
魔知を奪いセイントレアでレッドを殴ってアーゼウスが多発する強い使い方かと思います。
実践ではGつっぱの際に相手のギガンを奪いニビルを自動ケアしながら薄くなった盤面をワンキルするなど予想とは違う活躍を見せてくれたりもしました。
ボーダーの様なイレギュラーにも対応できるサイチェンのしやすいカードでした。
神の警告×3
先行時結界波と入れ替えるための3枠が必要で、最初入れてた魔デッキや障壁だとエルドリッチに入れ替えがほんとにしんどくなるため伏せ割りに弱いのを許容し警告にしました。
エルドを無視するなら今なら魔封じやデビリアンソング等も候補になるかと思います。
【終わりに】
エリア代表戦に関して調整はほぼさくまに構築の基礎をもらいながら弱い部分を通話で洗い出しての作業をずっと続けてました。
彼は実践でのブレ等にあまり惑わされず理論を基に強いや弱いの話をできほんとに毎期助けられています。
またこの構築を初見で試すためだけにあまり練習の意味のない構築とも調整してくれた皆にも感謝をしています。
またCSでの持ち込みもせず隠しておくためだけに家にまで足を運んでくれたりと感謝でいっぱいです。
応援の声も多くいただきありがたい限りです。
さくまとよしだ相談した仲間3人で東京へ行けるのはとても嬉しいですが次はライバルになります。
悔いなきよう東京でも頑張りたいと思います。
ご精読ありがとうございます。
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