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黄カタクリ備忘録

思いのほか鬼ヶ島で使ったカタクリについて聞かれたため文章に残しました。
基本無料で有料部分におまけ程度の各体面の注意点などを記載してますので無料部分で興味をもっていただけましたらご購入いただけますと幸いです。
9月下旬の段階で構築は3on3想定で仮想敵として紫ルフィ、赤ゾロ、黄エネル、青黒サカズキが分布が多いと判断。
紫のフルムーブはどのデッキもしんどく安定した勝率を出すのが難しくトリガーの上ブレで勝率が跳ね上がる分マシと判断し、他の対面は全て有利と感じため3rdデッキとして採用。

鬼ヶ島CS使用デッキ

カタクリの基本戦略


黄カタクリは7000の連打及びトリガーがデッキとしての強さだと認識してます。
現環境は非常に多種多様なデッキが存在しており、勝ち抜くためにはあらゆるデッキに対応する必要があります。
デッキ相性の面で明確な優位を確立することができればデッキのスロットに余裕が生まれるため、Tier上位の紫ルフィ等に対して構築上強く意識を寄せることが可能になります。
カタクリというデッキはリーダー効果で7000で圧をかけつつ、10リンリンや7リンリンを筆頭とした高打点モンスターを擁立することでプレッシャーを与え続けつつ、トリガーで相手側に一方的に不利な選択を押し付けるのが基本スタイルです。
相手の態勢が整い切る前に突き崩す、非常にわかりやすい戦い方をするデッキと捉えています。
構築に関しても丸さがそのまま安定的なビートダウンに繋がるため、構築面は変にとがらず、必要なカードを最大枚数ずつ入れて空いたスロットを弄るだけの非常に素直な構造です。
個人的に一番押しつけが強いと思っている7リンリンと10リンリンを軸に、5コス厚めの前のめりの選択を行ってます。
基本的に後手は勝手に強いため、先行での強い動きに重きをおいて、後手の際は余った1ドンをそのままリーダーに付与するという感じで各ターンの動きを意識することで、先行が弱いというカタクリの弱さを是正しつつマゼランへの対応も取りやすくしています。

採用カード


【確定枠】
1プリン、3ペロスぺロー、5ランドルフ、7リンリン、4ゾロ、雷霆、4ゾロ、4サンジは先行でも強くデッキの核になるので4枚固定。

【1プリン】
序盤の場の繋ぎしつつ黄色の数少ない横並びにも対応できる唯一無二のサーチャー枠。
序盤と探すカードが特にない場合は出すよりカウンターにする事が多いイメージです。

【3ぺロスペロー】
地味だけどビートダウンを成す上で非常に重要な役割を持つ1枚です。
たまに減っているのを見かけますが、先行で攻撃回数を増やすキャラでは一番デッキの動きとかみ合っているのに加え、攻撃を誘引しつつ次の動きになるカードをサーチが可能なためカタクリというデッキのやりたい事を全て満たすと思っているため4枚採用。
トリガーから攻撃回数を増やすボーナスがあるのも大変高評価。

【5ランドルフ】
前期の6コス8000の枠と同じようなイメージ。
カタクリのリーダー効果と共に7000で圧をかけつつ攻撃誘導する際も相手に一定の要求を求めるため使い勝手が大変ため4枚採用。
先行の動きをちゃんと強くしてくれ、7キッドにもわりかし抗えるがが9カイドウでばらばらになるのだけ玉に瑕。

【7リンリン】
このデッキの強み。
相手もある程度想定してはくるが最速リンリンはなんだかんだきつくないデッキはないためエースキャラとして先行で攻撃回数で圧をかけながらハンデスしつつ2連打を目指すのが単純だが効果的。
どの対面でもちゃんと強いため被った際の弱さを考慮しても最大枚数がいいと判断。

【10リンリン】
このカードの存在ゆえ、コントロール系統に強く出れるのはカタクリの利点の一つです。
今期はマゼランの存在などで置けないゲームも多く減らす候補ではあったものの、遅いデッキや同系統への連打の再現性の上昇はそのまま勝率へと寄与すると感じ4枚の採用。

【2000カウンター】
今期は2000カウンターがとにかく大事で、序盤に盾を守りたい都合もあり2000カウンターは空きスロット全て費やしたかったのですが、ドンカーブの都合で5コスを少し厚くしたくて個人的最低枚数の14枚で妥協。
アマンドとシュトロイゼンはプリン及びペロスぺローに引っかかるのと赤緑などの局所的ながら有効的に使える対面がいるため4枚、ベッジもトリガー効果が唯一無二で盾にいることで勝率への寄与を考えると当然の4枚採用、残りを黄色に強いサトリor効果も悪くない&プリンに引っかかるサンジで悩んだ結果プリンから2000を拾いたい場面も多いのと横並びへの多少の抵抗の意味でサンジを2枚だけ採択。

【雷霆・4ゾロ】
黄色を使う理由。
別段変わった使い方もなく、強く使える時に強く使うのがセオリーです。
特に雷霆は紫ルフィ相手のマゼランを相手ターン中に処理できる数少ない手段でもあり、序盤で雷霆をめくるのは明確な紫ルフィ相手の勝ち筋となります。
手札に来た際もある程度積極的にプレイし、アグレッシブに運用することも多々あります。
対面毎に何を破壊したいかで上に置くか下に置くかを適宜判断します(サカズキ相手は後半のボルサリーノを狙うためゾロは下に送る等)。

【3ブリュレ・4サンジ】
盾から出るブロッカーが9カイドウに対して強く、余裕のないつっぱぎみのルフィへと取りこぼさないために4サンジに加えてブリュレを気持ち程度採用。
サンジ自体は4ドンのターンの動きの補完に加え、トリガーからの攻撃回数を増やす役割もあるため手札の消費を考慮しても4枚採用。
ブリュレはつよう対面が限られるのとパワーはお世辞にも高くないためお守り程度の2枚。 
2000カウンターでもよいが、他の2000カウンターと被った際などに2000カウンター以上の役目を与えたり択を拡げる意味合いもあります。

【5ゲダツ】
ランドルフだけだと5,6ドンの動きが弱い事が多いと感じそこへの補完として採用。
苦手な赤緑ローの3ゾロ等を中心に序盤の横並びに圧をかけつつ許容範囲の打点を置けるのが優秀。
気持ち序盤は安く守られる傾向が強いと感じ、そういった際は副次的に中型の処理も可能なのも評価を高めます。
サーチが効かないためゲームへの貢献度はそこまでないですが、自由枠に数枚入れてマリガンが柔軟になるぐらいの認識が妥当と思います。

不採用カード


【8カタクリ】
軸を先行でも戦える点に置いた時点で大型の主力を7マムに置いたため、大型はこれ以上必要ないと判断。
紫ルフィ相手の序盤の猛打を守りたい都合カウンターレスかつマゼランでゲームの進行が遅れた際など出す場面が限定的かつ、除去といいながら殴りきる要求値を上げるためカタクリの動きに即してないと判断し不採用。
後述する5シラホシとの相性はいいためセットで採用するなら一考の余地ありだとは思うのですが、マゼランが減少しつつ7キッドがメインにならない限り採用はやや難しいのかなといった所感です。

【5シラホシ】
先述したカタクリの強さはトリガーというテーマには大変沿っているため最初は4枚採用していました。
ただ元々カウンターレスを少なくしている都合5ドン消費して手出しすることで手札を入れ替える事は0に近いため、トリガーで出てマキノを殴り倒す等ごくごく限られた場面以外では場に出て仕事をしないのもあり2000カウンターやゲダツの方が勝ちに絡むと判断して不採用としました。

【6ペロスぺロー】
リーダーニューゲートが環境から消えたため、6ドンなら基本ゲダツとランドルフを出しながら7000リーダーに行く方が強いと判断したため役割が不明になったため不採用にしました。
複数攻撃回数を稼げた場合に関しては仕事をすると定義してもいいのですが、9カイドウのターンと合致するため、せっかくの6ドンが無下になることも多く、7キッドが主流となっても採用をする主だった理由はないように感じました。

以下は有料部分となります。
ここまでご覧になっていただきありがとうございました。

各対面への戦い方

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