2021/05/09 League of Legends高校生練習試合#5 浜松学芸高等学校 vs 岡山共生高等学校 視聴感想

※アナリスト経験もなく、単なる1プレイヤーの意見です
※今回「バンピック」は度外視します。個々のプールやBP知識は無視します

録画
League of Legends高校生練習試合#5

浜松学芸高等学校 vs 岡山共生高等学校

■レーン戦の相性

TOP...浜松<岡山、4:6か3:7くらい

MID...浜松<=岡山、5:5くらい

BOT...浜松=岡山、5:5

TOP:序盤弱いケイルはADレンジのジェイスに非常に不利です。
また少しでも立ち位置が前に出てしまうとケイルのガンクも食らってしまうため、非常に厳しいレーニングを強いられます。
しかし、ジェイスがタワー下のケイルをハラスするために少しでも前のめりになったところをシンジャオ・ガリオのガンクが来る可能性もあるため、ジェイスも注意が必要です。

MID:1:1ではカシオペアが有利ですが、ガリオはガンク合わせが強く、シンジャオと合わせてカシオペアをキルできるポテンシャルがあります。その有利の取り次第で、サイドレーンへの補助を行いたいです。
対して岡山はケインのMID周辺のカバー、視界確保が求められます。

BOT:レーナーの2:2では浜松の方が強いです。
ただし、少しでも立ち位置をミスればノーチラスのフックから大ダメージを受けたり、べた足のチャンピオンしかいないのでケインとのガンクを受けてキルされる可能性があります。
しかしながら、2:2の強さやシンジャオのガンクを考えると浜松の方が有利と言えるでしょう。

■構成としての強さ

浜松:レーン戦は1:1では不利な事が多いため、シンジャオに期待。
中盤以降(2コア以上揃うタイミング、ゲーム時間は20~25分)、集団戦の強さを生かした戦いが強いです。
フロント:シンジャオガリオを生かし、ミッド~バックラインのケイル・ジン・ラックスで戦う。バックラインへ入ってこれる相手のケインに警戒。
またレーン戦後のタイミングでもケイルはジェイスに不利な為、ケイルには慎重にファームしてもらう必要あり。
あとエンゲージの手段が乏しいため、場合によっては難しい戦いになるかもしれない。カウンターエンゲージは強め。

岡山:TOP-BOT(BOTは味方JG介入を考える)が序盤強いため、早めに主導権を握りたい。
レーン戦後はカシオペアが2コア以上揃うと強力ですが、前述通りにレーン戦での段階でガリオーシンジャオのプレッシャーもあるのでこけない事が求められ、かつ集団戦のタイミングでシンジャオ・ガリオに狙われた時の対応が求められるので、カシオペアの立ち位置・対応が重要になってきます(シンジャオが攻めに来ても、シンジャオのEを発動をさせないためのミアズマ、Rの発動。)
集団戦の戦い方はベーシックにノーチラスがフックを行い、そのあと他全員が合わせて戦う。
ただしガリオーシンジャオ、ケイルーラックスはカウンターも強いため、そこだけ注意。

■ゲーム中の動き

気になったところだけ書いていきます

1:30...お互いのJGがリーシュありでスタート。
浜松はノーリーシュでBOTスタートすれば、BOTレーンの序盤の有利が確実になるが、リーシュありという事はシンジャオのMIDレベル2ガンク、もしくはMID-TOPサイドのスカトル確保、MID-TOPサイドのガンクを考えている?
岡山は不利レーンになると考えてBOTリーシュあり=TOPサイドのガンクを考えているorフルクリアか?
レベル2ガンクを警戒しての赤バフ裏近くにワードを植えるのが〇

1:40...リーシュ長すぎて前衛ミニオン落としている。浜松は修正必要。これによって序盤は岡山有利になる。

2:55...予想通り、浜松のTOP-MIDは1:1不利なので押し込まれる展開。
予想通りじゃないのはBOTのウェーブ。
浜松がスカトルを取る際には注意しなくてはいけない。

3:30...明らかにラックスの立ち位置が甘えている。ジンと同じか、それよりも下がるべき。
最初はトライブッシュにワードを植えるのかな?と思うような動きだが、植えるわけでもない。
植えるわけではないならジンと同じようにタワー下にいるべきだし、そうでないのであれば、もう少し冷静な立ち位置が求められる。

3:36...ジェイスが押し切り、TOPサイドのスカトルを確保しようとするシンジャオを見つける。下がらせることまで成功しているので、ジェイスの行動が良かった。

4:00...ジェイスがレーンに戻っていない、かつMIDレーンのプッシュもカシオペアが勝っている状況で、トップのスカトルを確保しようと頑固になりすぎたか、デスしている。
ジェイスがレーンに戻っている事を確認しているのであればわかるが、この状況であればボットサイドに行き、ラプターorスカトルの確保へ動きを変えるべき。浜松は修正が必要

4:58...ガリオがワードを持ちすぎている(植えなさ過ぎてる)。
ケインがボットサイドへ向かうのをフェイスで確認しているので、ジャングルをサポートするためにラプターへワードを植えたほうが良かった。

5:16...ブラストコーンで破裂する位置が圧倒的に悪い。クルーグ方向へ逃げるべき。

6:18...トップサイドのファームをしようとしたシンジャオが途中でボットに向かったのでガンクに行くことを事前に伝えていたにもかかわらず、ラックスQでガンクを合わせるのが遅れている。

7:30...岡山JGはブルーサイドのラプターのリスポーンを確認しているのでラプターを食べに向かっているが、浜松のBOTレーンがリコールしており、かつシンジャオもボットサイドにいることが分かっている状況だった+ケインのフラッシュが無いので、この行動はリスクが高かった。
素直にレッドサイドのグロンプ、ウルフをクリアしたほうが良い

7:50...浜松JG、素直にジャングリングを行ったほうが良い。
シンジャオLV4に対してケインはLV6。ドラゴンはリスクは高い行為。

8:37...浜松MID、その体力で視界が無いところへ歩くのはリスクしかない。リコールする、もしくは自身のレーンでウェーブをクリアするのが無難。

8:48...岡山JGを助けるためにTPをするのはわかるが、そのあとケイルを確認しているのにトライブッシュのところに逃げるのは良くなかった。

9:25...浜松ドラゴンを行う判断が悪い。ファームをしたほうが良い。逆に岡山はピンを見ている限りはドラゴンを阻止しようという意思を伝えているため、カシオペアのTPはもう少し早くしたほうが良かった。

10:55...これまで良いプレイをしていたケイル(CSがジェイスよりも良い)だが、フラッシュが無い状況でこのファイトはリスクがある。
相手は育っているケイン、かつ変身したという事はわかっているはずなので、警戒しておかなければならなかった。

11:15...浜松BOTのガンク、相手のケインがトップに見えている事が分かっているため、行う事態は良い。
しかしフォーカスを絞ったほうが良い。最初にノーチラスを狙った後にザヤを狙うのが悪い。
状況に寄るが、基本的に硬いタンクサポートよりは、柔らかいADCを狙ったほうが良い。浜松は修正が必要

14:00...グローバルゴールドが浜松17.6k vs 岡山26.5k、約9k差。
私はこの時点で浜松が負けると確信した。

19:00...視界がほぼない状況、かつ味方の援護が受けれないよう状況でリスクが高い行動を行った。もうウィンコンディションに入っている為、無駄な行動をせずにゲームを早くたたむような行動を行ってほしかった為に、この行動には残念。

21:00...岡山、DPSがカシオペア、ジェイス、ザヤが良く出る為、バロンを取る事を考えたほうが良い。

25:00...シンジャオが岡山のTOP.SUPがリコールするのをフェイスで確認しているため、確実に人数差がある状況だとわかっているが、攻めれていない。構成が悪いというのもあるが、コミュニケーションが取れていない?

■感想

レート差があるゲームだというのが率直な感想。

浜松は以下の点が簡単な修正項目
・BOTレーン2人、1ウェーブ目の前衛3体のCSを取るために、JGのリーシュは1:36にはやめる
・JG、スカトルを取る際には自分がいるサイド(TOP/BOT)、MIDレーンの有利不利・ミニオンウェーブ状況を考える。
「レーナーは可能であれば」、JGのスカトル獲得を補助するためにウェーブを押す。
・JG、ファームをする。
・JG,SUPがフォーカスを決める。フォーカスがぶれると効率よくダメージ・CCが与えられない。

岡山はレート差があった為か、終始有利な状況が多かった。
しかし、その為か甘い行動の1つ1つの修正が求められる。
以下が簡単な修正項目
・相手のジャングルの位置を考える。また相手のジャングルに入るのであれば、そのサイド(TOP/BOT)にいる相手レーナーの位置を考える。特に相手ジャングルに入る場合は、自身のフラッシュ有無も確認する。
・ゲームを早くたたむためにどう行動するべきかを考える。


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