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みなさまはじめまして。

神戸市北区淡河町という、神戸市とは名ばかりの小さな農村を拠点に、
茅葺き職人をしている相良育弥と申します。

茅葺きとは何ぞや?みたいな声も聞こえてきそうですが、
そこはまぁ各々調べていただくとして、
茅葺きという古から連綿と続いてきた草で屋根を葺く技を、
なんの因果かこんな時代に受け継がせてもらい、
日々仕事をする中で気付いた、現代では忘れ去られてしまっているような
本当に大切だと思う事や、
忙しさの加速度の中で、こぼれ落ちてしまいそうな愛おしい事、
そして最近増えてきている後輩達や、これから茅葺きに関わろうとしている
まだ見ぬ人達に伝えておきたい事を、
人生の折り返しくらいの年齢を迎えた身として、気が向いた時に書き記しておきたいなと思い、noteを始めることにしました。

老害の戯言になるのか、茅葺きの参考書になるのか、
はたまたそのどちらでも無いものになるのか、
展望は甚だ怪しいですが、兎にも角にも先ずは筆を取ってみようと思います。

とは言え筆まめではない人間の、夏休みの宿題はアイス食べてからする!
くらいの無責任な宣言なので、
季節ごとに咲く花や、時折頬を撫でる風のように、
自然現象だと思って何も期待せずに、ふとした時に思い出すくらいでいてくれたら有り難いです。

令和4年 11月7日 相良育弥

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