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私の好きなものを100個あげていきます② ~鳥のさえずり 編~

私の好きなものを「20テーマ×5個ずつ」の形式で、合計100個まで書き出してみるシリーズ。今回は第2回目『鳥のさえずり』編です。

伊豆に移住してきてから、鳥のさえずりが好きになりました。東京にいた時だって、鳥のさえずりは聴こえていたはずなんだけど、なんだろな、、、当時は全然興味がなくて、どんな鳥が鳴いていたのか、印象にすら残っていない。そのことに気付いて逆に今びっくりしています。。。

伊豆に来てはじめに住んだ家は、海から少し山の方へ上った高台に建っていました。左右と背後は山に囲まれていて、正面はスカッと開けて海が見えます。こういった地形や環境のせいなのか、鳥のさえずりがひっきりなしに耳に入ってきます。それとも、単純に生息している鳥の数が多かったのかな?

とにかく、鳥のさえずりってこんなにも聴こえてくるものなの?と驚きました。それと同時に、ああ、なんて心地よい音なんだろうと感激したんです。これはずっと聴いていたい音だ。ヒーリングミュージック。

今の家は山の上の方なんですが、やはり自然に囲まれた環境なので、ここもまたたくさんのさえずりを聴くことができます。鳥の種類はこっちのほうが多いかもしれない。いろんな声が聴こえてきて、とっても賑やかで楽しい。

朝は目覚まし時計のアラームではなくて、鳥のさえずりで目を覚まします。なんてさわやかな目覚めなんでしょうか。春はだいたい5時くらいですかね、太陽が顔を出して、うっすら明るくなってきたなーという時間にみんな鳴きはじめます。なので、春は私も早起きです。冬は6時くらいかな。自然とともに目覚めたぞ!って感じがして、いいんですよ。朝からやる気がみなぎります。笑。

そんな経緯もありまして、今となっては、鳥のさえずりは私の生活に欠かせない音となっています。最近はさえずりを聴くだけではなくて、目で観察するのも楽しくなってきました。鳥、みんなかわいいし面白い。人間ではなし得ない動きが大胆でユーモラスで、見ていて全然飽きません。

ではそろそろ本題に入りましょう。
私の好きな「鳥のさえずり」、厳選して5個あげていきたいと思います。


①シジュウカラ
シジュウカラ、わが家では「ツツピー」と呼んでいます。いろんな鳴き方をしますが、声の高さが絶妙でとてもかわいらしい。最近では、生物学者の鈴木俊貴さんにより、シジュウカラは言語を持っているということが証明されて話題になりました。私もいつかシジュウカラ語をマスターして、行動を観察してみたいです。


②ウグイス
「ホーホケキョ」の鳴き声は昔から聴きなじみがあったのですが、その後に続く「ケキョケキョケキョ…」という鳴き声(谷渡りというらしい)は、こちらに来てから知りました。個体によって鳴き方が微妙に違うのがまた味わい深い。春先は「ポケキョ」みたいなたどたどしいさえずりから始まります。毎日聴いていると徐々に上手くになっていくのが分かって、そういうのがまた嬉しいんですよね。応援したくなる小鳥です。


③ガビチョウ
複数のメロディをつなぎ合わせ、長ーく音を奏でるガビチョウ。おしゃべり好きな鳥さんです。どこか落語家を彷彿とさせるのは私だけでしょうか。独特の抑揚とリズムを持っている。鳥語を翻訳したら、実はなにか上手い噺でもしてるんじゃないかなと思ってしまいます。大きくのびやかな歌声にうっとり。目元が歌舞伎の隈取みたいでかっこいいです。


④コジュケイ
「チョットコイ」の聞きなしでおなじみのコジュケイ。この声が聴こえてくると、なんだか妙にテンションが上がってしまい、気付くといつも一緒になって「チョットコイ」と口ずさんでいます。癒し系のさえずりではないですが、なんか聴くと元気が出るんですよね。励ましてくれる先輩みたいな感じかな。群れになって走る姿はとても愛らしいです。


⑤トンビ
「ピーヒョロー」の鳴き声は、牧歌的なあたたかい雰囲気で、いつも私を和ませてくれます。大きな翼を広げて悠々と旋回して飛ぶ姿がなんとも頼もしく、余裕の貫禄があります。こういう大人になりたい。小鳥もかわいいけれど、大きい鳥もいいんですよ。トンビの鳴き声は渋くてかっこいいです。


<おまけの番外編>カラス
好きとはちょっと違うのですが、おもしろかった話。前に住んでいた家の周辺に、喋るカラスが出没していました。どうやらカラスは人間の言葉を覚えることができるみたいなんです。私が見た子は「あいみょん!あいみょん!」と言っていました。あいみょん好きだったのかな。笑。


以上、私の好きな「鳥のさえずり」5選+おまけの番外編、でした。
今度、お庭にバードフィーダーと巣箱を設置したいと思っています。







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