BLの魅力を考えつつ、「キミ恋」推し
ボーイズラブ(BL)とは、「男性同士の恋愛や性的な関係を描いた作品ジャンル」である。いまや漫画とかドラマで、すでに1ジャンルを獲得している感がある。
私はCOMICO(ウェブマンガ)の『キミの恋について』(以下キミ恋)にはまり、他のBL漫画や小説も読むようになった。性的な表現が過激なものも多いが、キミ恋は、控えめで可愛い(キス止まり)胸キュンものである。
BLにイケメンは欠かせない。女子ならば目が釘付けになるようなとびきりのイケメン。(キミ恋でいうと、郁と渚)。そしてその彼が同性同士という叶わぬ恋に身をやつす姿がたまらないのだ。恋愛対象が女性じゃないことで、読み手の女子は自分を圏外において安心して?俯瞰することができる気がする。
そして、もし恋が叶って、両思いになって性的な関係に進んだとしても、妊娠する心配はないから、妊娠→中絶→休学または親との諍い、みたいな不幸のスパイラルにはまることもない。これも安心。
同性という障害があるがゆえに、やむにやまれぬ気持ちは、自然と純度が上がる。打算がない。BLで彼が金持ちだから好きになるというパターンはほぼない。(当社比)ただただ、好きでたまらない萌えを心ゆくまで堪能できるのが私にとってのBLだ。
https://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=24354
『キミの恋について』 by nodeok
「キミ恋」のついての、魅力を語るなら、セリフが好き。心の動きを絵で表現しているのが上手。今までゲイの人って、どちらかがすごく女性っぽいのかと思っていたのだけど、そんなこともないのね。自分の男性自身のままで、男性を好きになるんだ、という発見もあり。郁が好きな先輩・翼は、勉強はできるけど、中学くらいのときから自分がゲイと認識していたから、恋愛はいつも片想いばかり。朴訥で、誠実で、真面目なタイプ。
一つ年下の郁ちゃんは、恋愛に興味がなく、「バカみたい」と思ってるままに高校二年まできて、同級生の輪島を好きな先輩に気づいてしまう。
兄の事情(実はゲイ)もあり、先輩を応援していくうちに、自分が先輩を好きになってることに気づいていくというストーリー。郁ちゃんの一途さがめちゃくちゃかわいくて、大型ワンコみたいな素直さ。
先輩もちょっかいされながら、輪島に彼女ができたことで失恋、郁に慰めてもらううちに心が傾いてきて・・・ふふふ。二人の心が寄り添っていく過程が丁寧で、胸キュンが止まらない名作なのです。
この作品、一部で終わってしまったのですけど、ぜひ二部を公開してほしいと周りのファンは熱望しております。
これを読んだあなたに、お願い。いますぐ『キミの恋について』を読んでほしい! いいね! を押して応援してほしい! 絵もストーリーもどんどん良くなっていくので、最初の数話でやめないで! よろしくお願いいたします💛(*˘︶˘*).。.:*♡💛
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