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急転直下の休園騒動。一ヶ月の「余白」をどう過ごすか、親子でブレストしてみる

突然訪れた、幼稚園最後の登園日

「今日が幼稚園最後の登園日になります・・・」

金曜日の朝、子どもを幼稚園バスに送り出しに行くと、目を赤くした先生にこう告げられた。突然決まった、三月いっぱいの休園。年長の子どもにとっては、この日が卒園前の最後の日になるということだ。

頑張って練習していた劇、メダルをとるぞと目標にしていたスポーツ大会、最後の遠足、謝恩会、そしてお友達や先生との時間。全部なくなってしまった。戸惑いと悲しみ、喪失感で、心にズーン・・・と大きなダメージを受けた。(ただ、本人は意外とさっぱりしていた)

ぽっかりできた長い「余白」の時間

あまりに悲しすぎて消化できないので、これはもう、失ったものを忘れるくらいクリエイティブな一ヶ月間にしたい、と思った。

これを「機会」ととらえてみたらどうだろう?
「すべきこと」も「行くべき(行ける)場所」もほぼない一ヶ月間。
まっさらな「余白」。
しかも、友達と遊ぶことも自粛ムードで、親はずっと相手できない(リモート勤務中のため)、という制約つき。

この一ヶ月をどうやって過ごすか、過ごしたいか。
たっぷりの暇を持て余すもよし、この機に挑戦してみたいことに取り組むもよし。
ゼロから考えてみたら、子にとっても親にとっても、新しい可能性が広がるかもしれない。

一ヶ月間の過ごし方を親子でブレストしてみる

そんなわけで、折をみて、家族で「これからの一ヶ月間、どう過ごそう?」とゆるゆる話すことに。いろいろ出てくる。

<子どものやりたいこと>
・デコレーションドーナツを作る(お料理番組を見て気になっていたらしい)
・ドラムを練習する(祖母が習い始めたのに影響され、子ども→私→夫とみんなで習い始めたあげくサイレントドラムを買ってしまった)
・1000冊本を読む
・日本中にどんな焼肉やさんがあるか調べる
・美味しい焼肉のタレの作り方を研究する
・牛乳を出す牛と食べられる牛の違いを調べる(どこまで肉好きなのか)
・・・

<親がやってくれたら嬉しいこと、この機に一緒にやりたいこと>
・体を動かす
・庭で何か植物を育てる(何にするかはおまかせ)
・これまで出会ったことのない考え方に触れる(オンライン企画を考え中)
・お手伝いをたくさんする(リモート勤務しながらの自宅保育で、家事負担が増えるので)
・毎日ニュースを見て話す(これを機に子ども新聞をとって、子どもへの伝え方や視点を参考にしてみることに)
・将棋を覚えてもらう(相手してくれる人がほしい→完全な親の趣味)
・・・

たぶんこれ全部やってもまだ時間あるんじゃないだろうか?最初の一週間はアイデアをどんどん出して、自分で過ごし方を考えてもらう時間にすることにした。

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