Izumi Kutsuwada/北欧×事業開発

メーカー/教育関連企業で事業・商品開発→出産を機に退職→なりゆき独立。スウェーデン留学…

Izumi Kutsuwada/北欧×事業開発

メーカー/教育関連企業で事業・商品開発→出産を機に退職→なりゆき独立。スウェーデン留学からの縁で、北欧×事業開発の仕事をしながら個性が活きる教育・働き方を探究中。 (株)ノルディック・インスピレーション代表/北欧の教育・学びリラ・トゥーレン主宰/ぼくが小さなプライドパレード訳者

最近の記事

子育てと仕事は両立できる? なりゆきフリーランス・5年間の記録

フリーランスとして歩み始めて、はや5年。 出産を機に退職した時は、10年くらいパートかアルバイトをしていくものと思っていました。小さなきっかけから独立し、迷いながらも踏み出すうち、北欧という軸で小さな事業を営むことになっていました。5年前には全く想像もしなかったことです。 5年を経て思うのは、バリキャリでもゆるキャリでもない、中間の働き方はあるということ。小さくても今できることを続けていたら、道はどこかしらにつながるということ。そして、どんな働き方をするにしても、仕事の本

    • 5年間のお仕事まとめ

      様々なお仕事に関わらせていただくようになり、どんなことをしているのか、一言で説明するのが難しくなってきました。HPのアップデートも追いつかず、一旦ここで5年間のお仕事をまとめることにします。 (独立の経緯と、現在の仕事につながるまでの紆余曲折はこちら) 以下、クライアント敬称略 (*はクライアント経由でのお仕事、印のないものは直契約のお仕事です) 大まかに、どんなことをしているか事業開発屋。業界も職務内容も様々ですが、大きくまとめると「アイデア」を「カタチ」にするお仕事を

      • エストニアが国をあげて、世界にデジタル教育ソリューションを無償提供中

        北欧やバルト三国などの教育関連情報をフォローしていたら、3月16日、こんなニュースが飛び込んできた。 「エストニアは他国をサポートするため、デジタル教育ソリューションを無償で提供する」(※1) 3月16日付けでエストニアの全学校は閉鎖となり、教育・学びの場はすべてオンラインに移行するーーそんなアナウンスとともに、危機下にある他国に向けてデジタル教育ツールをサポートしたいと考えている、というメッセージが即日で出されていて、衝撃を受けた。 電子国家エストニアが推進する、IT

        • デコレーションドーナツを作ったら、カカオ豆をすり続けることになった

          雨の週末。外で体を動かすこともできないので、カカオ豆からチョコレート作りをしてみることにした。 と言うと唐突に聞こえるかもしれないけれど、発端は前の週末。やりたいことブレストで出てきた「デコレーションドーナツ作り」をしていたら、板チョコの湯煎をしたタイミングで、「チョコレートってどうやって作るの?」という話になったのだ。 「どうやって」をどんどん遡って説明していたら、カカオ豆に行き着き、これはカカオ豆から作ってみるのが早いんじゃない!ということになった。 ・・・でも、カ

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          妄想世界旅行しながら、幸せについて考えた

          公私ともに、イレギュラー対応と意思決定に迫られる毎日。ふう疲れたなぁ・・・と思って子ども新聞を読んでいたら、ふと目に止まったキーワードがあった。 「学校が休みになって、家にいる時間が増えているかな?そんな時は、妄想旅行がオススメ!」 ・・・・・・!こ、、、これは面白そう!! 「博士ちゃん」にいざなわれ、いざ妄想旅行へ折しも、最近ハマっている番組「博士ちゃん」(*)で、『大使館博士ちゃん』が登場。テレビを見ながら、子どもが「国に入る時のスタンプってどんなの?」と聞いてきた

          妄想世界旅行しながら、幸せについて考えた

          3/14〜28オンライン企画開催。題して「身のまわりにナゾは満ちている!フシギ探偵団 online」

          みんなで楽しいこと見つけたい親子ともに、人と会って話す機会が少なくなってきた昨今。オンラインで何か企画したいな、と思い始めた。 オンライン企画だけど、あくまで軸足を置くのは「日常」。みんなで日常の中から楽しいことを見つけられないだろうか。 最初のきっかけはオンラインだけど、そこで完結せず、日常に戻った後に余韻が続く場。日々に小さな変化がもたらされる場。何より、この雰囲気の中で、小さくても心にぽっと明るい火種が灯る場を作りたい、と思った。 あの時自分が体感したことを、今、子

          3/14〜28オンライン企画開催。題して「身のまわりにナゾは満ちている!フシギ探偵団 online」

          いつもの道にも発見がたくさん!歩きながら世界と遊ぶ

          なんだか今週は、いつもの道がこれまでと違って見える気がする。 保育園への送りを終えて、家に向かって歩いていたら、突然子どもが立ち止まって木を見つめていた。何かと思ったら、木に生えたコケをじーっと見ている。 「ねえ、黄色と黄緑と緑色があるよ」 おお、ほんとだ。この道はたいてい自転車でサーっと通り過ぎてしまうし、木にコケが生えているなんて気に留めたこともなかった。子どもは歩きながら、続けていく。 「こっちの木は黄色だけ」 「この木には茶色が混じってる」 「このコケ、キノコみ

          いつもの道にも発見がたくさん!歩きながら世界と遊ぶ

          家ごもりの準備にとりかかる

          しばらくは外出もあまりできなさそうなので、家で長時間過ごすための準備をすることに。 本の調達まずは図書館へ。子どもは好きな本さえあれば、かなりの時間集中して読み続けるので、本はリモートワーク+自宅保育に欠かせないアイテム。図書館が閉鎖される前に、さくっと大量調達することに。 子どもは、大好きな迷路絵本1冊に、忍たま乱太郎の本8冊をチョイス。ゾロリシリーズを読破し、キャベたまたんていシリーズを読破し、次にずっと気になっている様子だった忍たまシリーズ。本人いわく漢字が多くて躊

          家ごもりの準備にとりかかる

          急転直下の休園騒動。一ヶ月の「余白」をどう過ごすか、親子でブレストしてみる

          突然訪れた、幼稚園最後の登園日「今日が幼稚園最後の登園日になります・・・」 金曜日の朝、子どもを幼稚園バスに送り出しに行くと、目を赤くした先生にこう告げられた。突然決まった、三月いっぱいの休園。年長の子どもにとっては、この日が卒園前の最後の日になるということだ。 頑張って練習していた劇、メダルをとるぞと目標にしていたスポーツ大会、最後の遠足、謝恩会、そしてお友達や先生との時間。全部なくなってしまった。戸惑いと悲しみ、喪失感で、心にズーン・・・と大きなダメージを受けた。(た

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