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【目指せ0エネから300ダメージ】サーナイトex+ルナトーン

サーナイトexについて

お久しぶりです。
いよいよ新レギュレーションが始まりましたね。
新弾も発売しましたが、SVシリーズの序盤も序盤、カードパワーはやや控えめな印象。

その中でも突出しているのが
・ミライドンex+雷強化カード(エレキジェネレーター、パチリス等)
・サーナイトex
・クレッフィ
辺りでしょうか。

デッキ構築としては、しんかのおこう、回収ネット、マリィが落ちたのが辛いですよね。安定構築を組むのが難しい。

そんな中、今回はサーナイトexに注目。
トラッシュから無限にエネ加速できる特性「サイコエンブレイス」が弱いわけがなく、自由度の高さ故に、どのポケモンと組み合わせるのが強いのか、環境は未だ定まっていないように見えます。

アタッカー候補としては、

・こくばバドレックスVMAX
・ミュウツーV-UNION
・ミュウツーVSTAR
・ジュペッタex
・ザシアンV
・アヤシシV
・ハカドッグ

辺りでしょうか。
しかしサーナイトexは、「ポケモン」「トラッシュにエネルギー」という2つの要素を要求してくるため、盤面が揃うのにどうしても時間がかかります。

そのためサイドは先行されがちですし、サイドを2枚以上取られるVやexを主体とするデッキでは、どうしてもサイドレースで押し負けてしまう印象でした。

という訳で私の結論は、

★回復型のルナトーンサーナイトが一番強い!!

です。(実は同じ理屈でボチ・ハカドッグ型も強い)

デッキコンセプト

ルナトーンの他にない強みとして、

①青天井火力
②たねポケモンである
③サイドが1枚しかとられない

の3点が挙げられます。
特に②③が重要で、サーナイトexを育ててからの捲り役としては、ルナトーンが一番優秀と思いました。

とは言え、「ルナトーン」と聞いて、ちょっとでも詳しいポケカプレーヤーはこう思うはず。

ルナトーンはHP90、サーナイトの特性でダメカンが2個乗るから、サイコエンブレイスでは4枚しかつけられない。
手貼り込みで、1ターンに出せる火力は180…相手1パンできなくね?

それを解決するのがこの2枚。

HP90を綺麗に全回復できます。
そうなると、更にサイコエンブレイスで4枚加速できるわけです。
先の5枚と合わせると、合計9枚を一気に加速。
0エネからでも300ダメージを出せるわけですね。
VSTARも1パン!

という訳でデッキレシピはこちら。

デッキレシピと採用カード

デッキコード[nLLgLP-iT8OTT-ggninN]

では、各カード採用理由です。

◆サーナイトex 2
メインアタッカーはルナトーンのため2枚のみの採用。3枚でも問題はない。
非ルールデッキ相手には、サーナイトで殴りつつサイドを取られないターンを1ターン作ることも重要。サーナイト2体を押し付ける方が強い場合もあり。

◆エルレイド 1
デッキコンセプトであるコックを確定サーチするほか、
・キバナを経由してスタジアムを持ってきて相手の雪道を割る
・同じくキバナ経由でまけんきハチマキを持ってくる
・終盤でボスやセレナを持ってきて勝負を決める
など役割が多く、ピン挿しながらも実は陰の最重要カードかもしれない。

◆キルリア 4
デッキのエンジン。4枚採用マスト。

◆ラルトス 3-1
HP70ラインの方が汎用性が高いですが、HP60の方の技「メモリースキップ」で時間が稼げる対面もあり、1枚くらい入れておくのがおススメ。

◆ルナトーン 3
メインアタッカーですが、枠の都合で3枚。レスキューキャリーやクララで使い回せるので、3枚でも大きな問題はない。4枚の方が安定はする。

◆かがやくアマージョ 1
デッキコンセプト。ルナトーンの火力を30アップするカード。

◆クレッフィ 3
現状ではこいつが刺さるデッキが多すぎるので、厚めの3枚採用。
1ターン目でクレッフィを2体立てないと勝てない試合が多い。
逆に、クレッフィ2体立つとほぼ成す術がないデッキも多い。
元々4枚入っていたルナトーンの1枚が、クレッフィの3枚目になった。

◆ネストボール3、レベルボール3、霧の水晶4、ハイパーボール4
合計14枚。とにかくポケモンを出さないといけないので、なるべく多く入れたい。
全てのカードがルナトーン、クレッフィに触れられる。
レベルボールはキルリアも呼べるのが優秀。
霧の水晶はエネルギーにもなるのが超優秀。
ハイパーボールは、このカードでしかサーナイトやエルレイドを持って来れないので4枚マスト。
ネストボールは1枚ヒスイのヘビィボールに替えてもよい。
ネスト、レベルボールの数を調整してバトルVIPパスを4枚採用にする構築もあると思うが、初手で引けなかったらその後がかなりきついので、現段階では自分はボール派。

◆クララ1、レスキューキャリー1、ともだちてちょう1
レスキューキャリーとクララは元々2-0だったけれど、エルレイドやサーナイトexをトラッシュからリカバリしたいので1-1に変更した。

ともだちてちょうは、全てのサポートの枚数を+2するカード。再録マジ助かる。

◆まけんきハチマキ 1
ルナトーンについては上述の動きで一気に300ダメージが出せるが、それでは届かないVMAX系を1パンするのに必要なカード。
また、サーナイトexにつけて220ダメージ出しVを1パンするルートも。

◆博士の研究1、シロナ1、シバ1
ボールとポケモンが多い分ドロサポをかなり絞った。
一応セレナもあり、そちらをドローで使う場面も。

◆ボスの指令1、セレナ1
火力を出すためにコックを使ったり、戦況を整えるのにキバナを使ったりすることが多いので、意外と使い所が難しい。
セレナはエネを捨ててドローに繋げるのが助かる場面もあり、Vが残る環境ではまだまだ使いやすい。

◆コック 2
デッキコンセプト。もっと強い回復カードが出たらそちらを採用で。
バトル場しか回復できないので注意。

◆キバナ 2
雪道を割ったりまけんきハチマキを持ってくるなど決定的な働きをする他、エネ加速も非常に助かる。
・トラッシュにエネルギーが十分ない段階で、ルナトーンにサイコエンブレイス4+手張り1+キバナ1+ハチマキ=240ダメージを出してたねVやミライドンexを取る。
・サーナイトexが、手貼り+キバナ+エンブレイス1+かがやくアマージョにより、無傷で技を打てるようになる
といった動きができる。

◆ボタン 1
主にロスト系のデッキに対し、新ルチャブル+ヤミラミでクレッフィを2体一気に倒されるのが嫌すぎて採用。
かがやくアマージョを2回出すという攻撃的選択肢もある。

◆テーブルシティ 2
とにかく出したいポケモンが多いので、補助的に採用。
とは言え主目的は雪道対策なので、原則自分からは出さない。

◆基本超エネルギー 12
最終的にはルナトーンに10エネつけたい。サイド落ち等考慮するとこの枚数がちょうどいい感覚。

基本的な立ち回り

以下、注意点を箇条書きで。

・序盤はクレッフィを2体立てる。
・クレッフィが刺さらない対面の序盤は、ルナトーンのサイクルドローで手札補充。
・相手がV,ex主体のデッキの場合、攻撃前半は相手を2ターンで倒す形を整えていく。エネがトラッシュに溜まったら、コックを使ってワンパンし勝負を決める。サーナイトexでの攻撃はなるべく避ける。
・相手がサイドを1枚しか取られないポケモン主体のデッキの場合、基本的にはサイド先行できるのがベスト。また、サーナイトの高HPを押しつけてサイドが取られないターンを作るのも重要。
・HP310以上のポケモンを相手取る場合、事前にベンチのルナトーンにエネルギーを1枚つけ、アマージョで回復しておく。そうすることで次ターンに10エネつけることができ、330ダメージを出すことができる。
・ヤミラミによるダメカンばら撒きにはコックやボタンが有効。

採用候補カード

入れ替え候補はクレッフィの3枚目とボタンです。

◆ザシアンV、アヤシシV、サーナイト(アルカナシャイン)
エネ加速のみで火力が出せるアタッカー。
前述の通り、サイド2枚取られるポケモンを使うとサイドレースに追いつききれないため不採用、アルカナシャインのサーナイトも継戦能力という意味で見送った。
コックに頼らずとも火力が出せる=ボスが打てるということで、フィニッシャーとしていずれか1枚採用はアリ。

◆マナフィ
環境を見て。
2023年1月末時点の環境を見ると、ロスト軸デッキのかがやくゲッコウガは健在のようなので、入れた方がよさそう。

◆バケッチャ、ロストスイーパー、さぎょういん
雪道対策。今記事ではスタジアムの2枚しか雪道を割れるカードがない。
今後、雪道4投デッキとかが流行るのであれば。


今回は以上です!
次回はクレッフィについて書きます。

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