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クラスに馴染めず責められた32年前の話

バリ島ウブドのオリジナルバッグsisiの生島です!

ちなみにインスタグラムもございます😉

さてさて、前回のブログで息子が高校に入学した!入学式が興味深かった、ということを書いたのですが…

毎日、体力的にも疲れながらも、楽しそうにウキウキと学校に通う無邪気な息子。 その一方で、新しい環境、人間に馴染めない子供たちから大人たちまでが本当にたくさんいる、というのもヒシヒシと感じています。

実は今、ボランティアのカウンセラー(まだまだ、ほぼ見習い)をしていまして…それも大きいのですが。

皆さん、馴染めないんだなぁ…うちの息子みたいなのが居たら「アイツなんだよ、あっさりうまくやってんじゃねーよ」と思われるんだろうなぁ…でも、それはそれでしょうがないな、誰が悪い訳でもない。

私だったら…

私だったら…


あれ?

遥か彼方の記憶を掘り起こせば…

コミュニケーション力の怪物のような私ですが(そうなんです。まだお会いして無い方、そうなんです)

『全くクラスに馴染めてない高校3年生』の時期があったんでした…😬

「友達が出来ないんじゃなくて作らないんだ」
と、イキがる人がいる…でも、確かにその頃の私は、イキがって居た訳ではないのですが、特に新しい友人を必要としていなかったので、馴染めないなら、馴染まなくって良いか、と思っていたのは確か。

あぁ、馴染めない、周りは楽しそうにしているのに…どうして私は!!??
私なんて居なくて良いのね…そうなりがちなのかも、ですが。

これは、「馴染んでグループに属することが良し」という価値観があるからこそ出てくる発想である。(なので私はそうはなりませんでした。クラスてのはたまたま集められ、3年だし勉強するとこでしょ、それさえしてたらええんてんしょ、と思ってた。今もそれは正しいと思ってる)

確かに一般的に小中高ぐらいまでは、悲しいかな女子は特に(男子もかな)仲の良い人が居ないと面倒な場面が多いですね。

高校の時の私、ちょっと進学校に通っていて、笑えるぐらい学校の成績が悪かった。ベビーブームに生まれた私たち世代。確か13クラスあって、ひとクラス46-47人ぐらい居ました。3年生は640人ぐらい?そこの後ろから3番目でした。 私の後ろは一人は学校に来てなくて、一人は来ては居るけど…みたいな珍しい子だったので、実質ワースト1??

それでも、「成績が悪くてどうしよう?私なんて」と思った事もない楽観的(?)な高校生でした。

仲良かった友人たちは同じクラスにはほとんどおらず、当時12組だったかな?13組にいっぱい集まってた(私のクラスは文系進学組だったので、ちゃんとしてる女子や、普通の男子たちばかりでした)。 その後ろの方のクラスは女子は短大、専門学校や就職組も居るワイワイ楽しいクラスでした。

完全に私の毛色はそこだったもので(進学の選択肢が違うだけ)、昼休みはお弁当を持って、ぶらぶら長い廊下の道のりを歩いてそのクラスで食べていました。

他のクラスでお弁当を食べてはイケナイなんてルールは無い。多分…今も、無いかな?

私は気の合う人とご飯食べてただけなのに、何故か自分のクラスの人たちから「生島さんが馴染んでない」「可哀想」「他のクラスに行くなんて大人気ない」と噂されてたそうな…

唯一と言って良いぐらい、そこそこ仲良かった男子に「お前、そんな感じになってんで」と教えられ、心底ビックリ!

何?私?そんなふうに思われてんの?てか、馴染まなあかんの??

ハッキリ言って「めんどくセー」

どういう経緯だったか分かりませんが、結局、その真面目ないたって普通の子達が集まるそのクラスでダントツの成績の悪さを誇っていた私は、それでも4年生共学の大学に入るって言ってたもので、ほとんど推薦で進路が決まっていたカシコ女子たちのお情けで勉強を手伝ってもらい、一緒にお弁当を食べていました…と、思ってたら、そういうところの女子は良い子が多くって!本当に親切心で私に勉強を教えてくれていました。友達にはなれないけれど、気持ちには応えたい!

そこで私が学んだのは「自分が惨めじゃなかったら、周りが惨めだと思っても、惨めではない…けど、ま、めんど臭くならない程度のメンドーは便利のために目を瞑れ」でした。

ここまで書いて、また思い出してしまった…奇跡が起きて現役で入った大学でしたが、クラスに馴染めず…いや、馴染まず?馴染む必要性もイマイチ感じれず、ご縁のあった『タイ語学科』の友人らと一緒に居ることが多く、「え?タイ語じゃなかったの?」と言われ、未だに私の学科よりも、タイ語学科の当時の友人らと連絡を取ったり会ったり…

アメフト部に属してたので、そこの友人らと(ここは同期がよく集まってるのもあり、声かけてくれる)バイト時代の友人らと。

結構な頻度で馴染んでないじゃないか、私!

でも、それは「馴染まなくってもええ」と思ってた私の選択があったからです。友人関係というのはフィーリングでなるもの、本能ともいう?それが、たまたま同じ年だから、同じクラスだから、同じ学校だったから同じ学校だったから

いまだにそうです…

子供が小さい時に、小さい子供の親同士だから、と集まる事もあったし、その中で素晴らしい友人にも出会えたけど、所詮みんなみんな「友人」になるのは無理である、ということ。 

それを踏まえた上で、お互い「具合が良いから今は協力し合おう」で良いんでしょう。

結論!

友達はたくさん要らないし、あなたが友達だ、と思ってるのは「知り合い」の場合も多いし、世間の物差しの「友達」は便利と自分の気持ちを天秤にかけて、重い方を選んで付き合えばいい。

いつも、やっぱり自分の心の中にあるんです、答えは。ぼんやーり選んでちゃダメ!

自分の飼い慣らし方、自分の心地良いは自分で作るのである。


まずは自分の居心地いいを作ってから…人のことを考えましょう。飛行機の中でも言われますもんね、「自分のマスクを付けてから人のを付けて」って、ね!


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