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花束みたいな恋をしたを見て泣く女を馬鹿にしていたのに

昨日、「花束みたいな恋をした」を見た。
2回目。
1回目は公開された時に友だちと映画館に見に行ったから、約2年半ぶりに見た。

1回目見た時は、まともなお付き合いもしたことなかったから、横で大号泣する友達の気持ちがわからなくて、(そこまで泣けるもんかな〜)って少し馬鹿にしていた。高校生カップルの彼女がありえんくらい大号泣してて、(おいおい、それは泣きすぎだろ、彼氏の前だからパフォーマンスもあるんじゃないの?!)って、意地悪なことを考えたりもした。
それが2年半前。

2年半の間、それなりに恋愛経験を積んだつもりだ。
「愛がなんだ」みたいな、セフレだなんだ、好きな人の彼女になれないぴえんみたいな恋愛もしたし、真剣に付き合って、「結婚するならこの人がいー♡」ってアホみたいに考えてる矢先に振られたりもした。(ちなみに付き合って4ヶ月で振られました、結婚考えるの早すぎわろた)

そして今、2回目の「花束みたいな恋をした」見て、こうやってnoteを書いてるわけだけど、、、

結論から言うと、クッッソ泣いた。

どうしてだろうね、好き同士のはずなのに。
2人は60億分の1のはずなのにね。(first love第2話 佐藤健演じる晴道の名言より)
ましてや、お互いに終電逃して、2人が好きなお笑い芸人のライブお互いに行けずに「このチケットはもしかして2人が今日出会うためのチケットだったのかもねーてへへー♡」なんて笑い合って、趣味も価値観もぴったんこだったはずの2人が、なんで別れたんだろうね。
(そんなんマッチングアプリで出会った私らなんか別れる未来当たり前に思えてくるやん(泣)どうでもいいけど)

恋愛において、どちらかが完全に悪いなんて存在しない。
好きと思える人と付き合えること、一緒に1日を始めて、一緒に1日を終わらせること、奇跡のはずなのに、いつの間にか私たちは当たり前に思ってしまう。

そんなことを考えてたら涙が止まらなくなって、幸せなシーンこそ切なくなってしまった。

こうやって泣けるようになったのも、それなりに恋愛経験を積んだからかなーって、ちょっと感慨深いものを感じながら、わたしはわたしのパーティーをいつまでも終わらせたくない、パーティーが終わったとしても、昨夜のパーティは楽しかったね、またしようねって一緒に後片付けをするような2人でいたいって、思いましたとさ。

(恋人には、花束を見て「〇〇くんのこと大切にしよう」って改めて思ったよ、そんな風に思ってくれる彼女のこと大切にしろよ?って圧をかけときました◎)

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