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妊娠中の食事は赤ちゃんの将来にも影響が?


みなさんはDOHaD(ドーハッド)学説について聞いたことがありますか?
ドーハッド学説は

「将来の特定の健康や特定の病気へのかかりやすさは胎児期や生後早期の環境の影響を強く受けて決定される」

ということを意味します。

赤ちゃんの出生体重と将来の健康について、「オランダの飢餓」という研究があります。
第2次世界大戦中にドイツ軍による食料・経済封鎖と厳しい寒さで、飢餓状態に置かれた妊婦から生まれた子供たちの、長期にわたる健康への影響を調べたところ…

①30年後、肥満の者が多い
②飢餓にさらされた時期により疾病発症リスクが異なる

出典:高知大学 医学部看護学科 石岡洋子


ということが明らかとなりました!

みなさんの食生活はどうでしょうか?
日本では最近妊婦さんの痩せが注目されています。
「太ってしまった…」と気にしすぎていませんか?
以前は小さく生んで大きく育てるということも言われていましたが、現在は体重増加の目安も見直されています。
母親の1日の摂取エネルギーが1500kcal以下の場合、赤ちゃんの発育の低下が生じるとも言われています。

厚生労働省が発表している食事のバランスガイドを見ながらふりかえってみましょう!


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