双子を連れて500kmの高速道路移動した体験談

6ヶ月の双子を連れて、車で妻の実家に帰省しました。具体的にどんな感じになるのか、ニッチなニーズに答えられるように体験談を書きたいと思います。

1、ルート

出発は神奈川県逗子市、到着は富山県入善町。

12:30 神奈川県逗子市出発
 ↓ R134 ←江ノ島まで大渋滞
13:30 茅ヶ崎海岸IC
 ↓ 圏央道・中央道・長野道・上信越道・北陸道
20:00 入善スマートIC
 ↓
20:30 妻の実家に到着

休憩を含んでおよそ8時間の移動でした。

車は普通のステーションワゴンで、後席の中央と右側にチャイルドシートを並べ、後席左側に妻が座りました。助手席と荷室はパンパンで後ろは見えず。

2、計画

まずは、ルート上のSA・PAで授乳室があるところと、その間の距離を調べました。

自宅-80km-談合坂-60km-双葉-60km-諏訪湖-35km-梓川-35km-姥捨-70km-妙高-35km-名立谷浜-60km-実家

こんな感じです。

次に出発時間を決めました。大体高速は午前中に渋滞するので、早朝に出るか、午後に出るかの二択。流石に早朝はツラい。高速の渋滞は11時ごろには解消しそう。というわけで、通常の2回目の授乳が11時ごろなので、その後に出発することにしました。

次の授乳は14時〜15時。12時に出るとすると、談合坂SAが授乳間隔的にちょうど良さそうです。
そこから先は4-50kmおきに授乳室を備えたPAがあるので、子供たちのお腹の空き具合と相談しながらアドリブで行くことにします。

11:00授乳・12:30逗子出発

11:00に授乳。トイレでうんちさせてすぐに出発するつもりでしたが、積み込みや家の最終チェックなどやはり時間がかかり、12:30の出発になりました。

R134を気持ちよく走り始めますが、R134滑川交差点から先が大渋滞。平均時速10kmほどで進んで止まっての状態が江ノ島まで続きました。双子たちはこの渋滞の間は、お腹もいっぱいで機嫌よくしてくれていました。

江ノ島から先、2車線になったところからは流れていました。
昨日のうちにガソリンを入れておけばよかったのに忘れていたためすぐにガソリン不足に。茅ヶ崎海岸IC近くのENEOSで入れました。gogoGSというアプリで検索したところ、ぶっちぎりで地域最安値でした。ついでにタイヤの空気圧をちょっと高めにセットして、荷物満載の高速道路に備えました。

13:30茅ヶ崎インター出発

ガソリン満タンにして気を取り直して圏央道に乗ります。高速に乗ると、子供たちは寝始めました。
早ければ14:00ごろにはお腹が空き始めるであろう我が子たち。しかし最初の授乳室は談合坂。そこまではおよそ60km。1時間弱かかる見込みです。

厚木を過ぎた頃、グズグズと起き始めた子供たち。
後席の妻がうまいことあやしながら進みます。

14:30 談合坂到着

三連休中日とはいえ、コロナの影響かSAは比較的空いていました。すでにグズグズしていたので真っ先にベビーコーナーに向かいました。

ここにはおむつ台が4つと、狭めの授乳室が2つありました。
おむつ台の近くには椅子が無いので、男性がミルクをあげる場合はフードコートか廊下のベンチに座るしかなさそうです。ベビーコーナーの中で静かにあげられれば一番よかったのですが残念です。

二人に授乳し、ミルクも120mlずつあげ、おむつをかえて、親の小腹も満たすと、たっぷり1時間以上かかりました。

ミルクは調乳するのが大変そうだったので、紙パックのものを使いました。最近発売された紙パック用の乳首を使ったのですが、子供たちはあまり吸いつきがよくありませんでした。乳首の形が違うからか、ミルクが常温で飲みづらいのか。お腹は空いてそうなのですが飲みづらそうでかわいそうでした。

親の小腹は、甲州B-1選手権チャンピオンの豚まん500円と、その隣の五平餅350円でした。五平餅はどこで買っても裏切らない安定の味。豚まんは具もぎっしり入っててなかなか美味しかったです。

15:30 談合坂出発

それでもなんとか落ち着いたので談合坂を出発。飲んだ後は比較的機嫌も良く、寝たり笑ったりしながらのドライブです。途中八ヶ岳や諏訪湖がとても綺麗でしたが、妻はといえば、交代で起きてグズる子供に交互に遊んであげたり本を読んであげたりするのに一生懸命で景色が見られなかったそうです。

次の授乳は17:30〜18:30ごろの見込みです。姥捨以降のどこかになりそうだな、と見当をつけながら走ります。

17:30 姥捨PAで大人のトイレ休憩

この時点でまだ子供たちはお腹が空いた様子がないので、大人が交代でトイレに行っておしまいにします。ここでもつい買い食いをしてしまいました。さつま揚げがタイムセールで200円均一でした。

次の妙高までは70kmおよそ1時間弱。それくらいは持ちそうです。ひとまず先に進みます。

18:15 妙高SA通過

子供たちはまだ寝ています。このスキにさらに進みましょう。次は名立谷浜まで35kmです。

18:30 名立谷浜 ミルク休憩

事前に調べた情報では、授乳スペースがあるようなことが書いてあったのですが、行ってみたらありませんでした。
仕方がないので車内で授乳し、イートインスペースでミルクをあげました。食堂のおばさんは授乳も快く承諾してくれました。

男子トイレのオムツ替え台はとても清潔で使いやすかったです。
ここでもうんちさせたりお土産を買ったりした結果、1時間ほど滞在。栗かの子が美味しい。

20:30 入善町到着

休憩込みで8時間の移動でした。
運転席の後ろの席にチャイルドシートをセットすると、どうしても運転席の背もたれを以前よりも立てたポジションにするしかないのですが、そのおかげか疲れが少なかったように思います。

正しい姿勢で運転することは大事なんだな、と思った話でした。

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