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「JSLバンドスケール」オンライン講座(2020-2023)参加者アンケート結果

<速報版>


  「JSLバンドスケール」*をテキストとして3年間実施されたオンライン講座**に、1回以上参加された受講者、446名を対象にオンライン・アンケート調査を、2023年8月に行いました。ご回答くださった78名の方々、ご協力ありがとうございました。
 なお、本アンケート結果の詳しい分析も含めた研究は、2023年11月26日の「日本語教育学会秋季大会」(山形市)でポスター発表しました。 

   *川上郁雄(2020)『JSLバンドスケール【小学校編】―子どもの日本語
      の発達段階を把握し、ことばの実践を考えるために』明石書店
    川上郁雄(2020)『JSLバンドスケール【中学・高校編】―子どもの日
      本語の発達段階を把握し、ことばの実践を考えるために』明石書店 

       ** 本「オンライン講座」は、2020年11月より、2024年2月まで、40ヶ月実
    施され、全国から延べ1000以上が参加しました。1ヶ月に1回、Web会議
    システムを利用した講座は、1クール・5回(子どもの学年集団/年齢集団
    別の解説の3回と入門/まとめの2回)で、無料で行われました。

以下に、上記のオンライン・アンケート結果の<速報版>を、お知らせします。

1.これまで「オンライン講座」にどれくらい参加されましたか。  

  ( 77件の回答)

2.どの「学年集団(年齢集団)」の講座を受けられましたか。(複数回答可)

                              ( 77件の回答)

3.「オンライン講座」を受講し、「JSLバンドスケール」は、子どもの日本語指

 導に役立つと思われましたか。

                            ( 78件の回答)

4.「オンライン講座」の受講後、「JSLバンドスケール」を実際の子どもの

 日本語指導に利用されましたか。

                             ( 76 件の回答)

5.「オンライン講座」で紹介された「JSLバンドスケール」は、どのような

 面で参考になると思われますか。(複数回答可)

                             ( 78 件の回答)

6.現在「JSLバンドスケール」を利用されていますか。

                              ( 78件の回答)

7.今後、あるいは、今後とも「JSLバンドスケール」を利用したいと思われま
 すか。

                              ( 78件の回答)

謝辞: 
本調査はJSPS科研費(JP20K00735)[研究課題名:年少者日本語教育に関わる実践者の実践力向上を目指す持続可能な方法の開発. 研究代表者:川上郁雄]の助成を受けたものです(2023年度、早稲田大学大学院日本語教育研究科 川上郁雄)。

なお、このアンケート調査の後、回答者の同意を得て、より詳しい意見や感想を伺うインタビュー調査を実施し、「JSLバンドスケール」の有効性や、教員への影響や学び、教育現場で「JSLバンドスケール」が使用できない事情等について明らかにする研究を行った。その調査結果と考察をまとめた論考を、現在、投稿中です。掲載された場合は、その論考を公開します。


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