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思考地図の活用-3.発想/仮設/概念(その1)

SECIモデルと思考地図

[SECIモデルと思考地図]で紹介しましたように、SECIモデルは組織における知識マネージメントサイクルとしての4象限、共同化→表出化→連結化→内面化→(再び)共同化、、、のスパイラルモデルが明快に捉えられています。
それに対して思考地図の活用モデル地図は、4象限における知的活動に求められる機能や価値についてSECIモデルと対応するように4つの思考地図の機能を提示しています。

共同化[動向/展開/分析]
表出化[発想/仮説/概念]
連結化[組織/戦略/構想]
内面化[収集/整理/分類] 

今回紹介するのは、表出化[発想/仮説/概念]の事例です。

交錯する無限のレイヤーに新しいモデルを推理する[創造の思考]

上記に紹介している思考地図は、SECIモデルがナレッジマネージメントという目的を実行するためのモデルとして提示されているフレームを、[創造の思考]のための道具だと捉えるならば、そのフレームに宿している機能は創造のための道具だと捉えたときの「思考道具」の4つの側面を地図的に表現したものです。

感具
創具
縁具
習具

以上4つの思考道具という考え方を次回以降で深掘りしていきたいと思います。

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