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昔話も楽しんでみることにします

れんこんnote 042

「詩のような散文」を楽しむ

 眼耳鼻舌身意の順に「詩のような散文」に挑戦してみました。
 最初は、眼耳鼻舌身の五感だけのつもりでしたが、「意」も加えました。

 西洋思想では、私たちが外の世界を認識するための感覚は、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と言われています。五感以外のインスピレーションのようなものは第六感として区別されています。
 一方、東洋思想では、「六根」(眼耳鼻舌身意)として「意」も感覚の1つとして認めているそうです。


 私は東洋人ですから、「意」も「詩のような散文」で表現してみました。


 「詩のような散文」を綴っても「To Be」の生き方はまだ見えてきませんが、今この瞬間に感じていることを少しだけ表現できたような気がします。
 ですから、何かが見えてくる、聞こえてくる、香ってくるかもしれないと期待して、これからも「詩のような散文」に挑戦していこうと思います。



 ところで、「詩のような散文」以外にも、「れんこんnote」で挑戦してみようと思い立ったことがあります。
 それは、昔話を楽しむことです。

なぜ昔話なのか

 歳を取って、時代の変化に対応することが難しくなってきました。

 若い頃、時代の流れを知っていたわけではありません。
 それでも、自分が時代の流れの中にいて、それに対応している気がしていました。
 時代に合わせて、目の前の課題を解決しようと頑張ることができました。

 ところが、最近は、時代の変化に合わせて頑張ることが難しくなってきました。
 時代の変化があまりに急なので、それを理解したり、合わせたりすることに疲れるようになり、だんだん時代から取り残されていく気分です。

 若い人たちと時と場を共有できなくなっていくように思えてきました。


 ところが、昔話は今も昔もあまり変わりません。
 昔話を読んだり、語ったり、考えたりするとき、若い人たちとも時と場を共有できそうな気がします。

 そこで、昔話を取り上げてみようと思ったのです。

昔話をどのように楽しむか

 昔話をどのように楽しみましょうか?

 まずは、昔話の読み取りを楽しもうと思います。
 昔話を読んで疑問に思ったことを掘り下げてみようと思います。


 例えば、「ウサギとカメ」です。
 カメはなぜ、勝てるはずのない、ウサギとのかけっこに挑んだのでしょうか?
 昔話では、その理由は語られていません。
 そこを探ってみたいと思います。


 次に、昔話の続きを考えてみようと思います。
 カメとのかけっこに負けたウサギはどうしたでしょうか?

 昔話の前を考えてみるのも面白いかもしれません。
 ウサギとのかけっこをする前のカメはどんな風に過ごしてきたのでしょうか?

 昔話の登場人物たちの役目を分析してみるのも面白いかもしれません。

 昔話をさまざまな角度から楽しんでみようと思います。
 何も役に立つことが見つからないかもしれませんが、楽しめればいいと思っています。


 では、イソップ童話「ウサギとカメ」から楽しんでみることにします。

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