生きる意味と他者

れんこんnote 060

生きる意味と他者

生きる意味を
自分のなかに探すと
見つからない

私にとっての
私の生きる意味は
ないように思える

妻にとっての
私の生きる意味は
あるかもしれない

私にとっての
妻の生きる意味は
絶大である
妻のいない人生はあり得ない

家族にとっての
私の生きる意味は
ありそうに思える

会社にとっての
私の生きる意味も
取り換え可能だけれど
少しはありそうに思える

日本にとっての
私の生きる意味も
会社に存在意義があるなら
回りまわって
あるかもしれない

地球にとっての
私の生きる意味は
地球環境問題を考えると
責任という意味で
あるかもしれない

宇宙にとっての
私の生きる意味は
ほとんどないように思える

私がいても
いなくても
宇宙は変わらない
人類が滅亡しようが
繁栄しようが
宇宙にとってもどうでもよいこと

でも
宇宙の存在を認識する人類がいたから
宇宙の存在が判明した

だから
宇宙にとっての
私の生きる意味は
あるかもしれない

他者が私の存在を認めることで
私に生きる意味が生まれる

私が他者の存在を認めることで
他者に生きる意味が生まれるかもしれない

生きる意味は
他者と私の間に生まれる

他者の存在が愛おしい
他者がいるから
私は生きる意味をもらうことができる

他者に生きる意味を与えていたなら
私の生きる意味はあった
ということになる