「ファッションドリーマー」感想・レビュー
発売以降情報が入ってくるたびに、もうお姉さんになったんだからと大好きなお人形や大切なドレスと一緒にしまい込んだはずの”幼女の私”が飛び出してきて、床に転がってファッションドリーマーをやりたい!と大騒ぎしまして。
3〜4日ほど大人の私と幼女の私による話し合いが続きましたが、購入を決意したその瞬間、幼女の私が大人の私の力を使ってダウンロード版の決済を終えていました。
おかしいな、パッケージ版を買うつもりだったのに。
というわけで、プレイ感想いかせていただきます!
レビューするひと
お人形はジェニーちゃん派だった。ティモテちゃん最推し、エリーちゃんファン。
■ゲーム基本情報
[タイトル]ファッションドリーマー
[ジャンル]ファッション&コミュニケーション
[ハード]Nintendo Switch
[開発]シンソフィア
[販売]マーベラス
[発売日]2023.11.2
[CERO]A
[公式サイト]https://fashion-dreamer.com
■ストーリー・世界観
「ミューズ」と呼ばれるアバターを作成して、仮想空間・イヴで他のミューズたちとコミュニケーションをとりながら世界的インフルエンサーを目指すファッションコーディネートゲーム。
■さっくりレビュー
5点満点で4項目、20点満点のさっくりレビュー。
レビュー[総合点:11点]
クリアタイム
11時間(プラチナインフルエンサーに到達した時間)
設定・ストーリー[2点]
潔いほど着せ替えに特化しているので、ストーリー性は無し。
着せ替え系のゲームといえばガールズモードシリーズという感じなので、ガルモにはあったお店を経営したりだとか、ちょっとした恋愛要素みたいなものだとかを期待して買うとがっかりするかも。
システム・操作感[3点]
基本的にイヴの中をウロウロして見つけたミューズから追い剥ぎしてNPCミューズを着せ替えして……を繰り返すので、ガチめに作業ゲー。でも個人的にはそれがやりたくて買ったので大満足。
トップスのイン/アウトを選べるのが最高すぎる。
あとBタイプ(メンズタイプ)のコーデがここまで楽しいのはすごい。どうしても女性モノの服の方が選択の幅が広いので、これは嬉しい誤算。
あまり男の娘に関心が無いので分からないけれど、どうやら相当作り込めるらしいとの噂も。
種類が増えてくるとアイテムを探すのがめっちゃ大変なので、ソートを細かくできるようにするか、検索機能は欲しい。色で探せるとなお良し。
最大の問題点はアイテムのズームができないこと。メガネのほっそいフレームの色の違いはズーム無しでは判別できませんて!
グラフィック[4点]
節々であらゆる方向に配慮を感じるので、本当に世界に向けてリリースしたんだなと感じる。
人物もアニメっぽすぎなくて意外とすき。
メイクがあまり細かくできないのと、髪型が前髪と後ろ髪が一体型なのは、キャラクタークリエイト方面にこだわりがある人からすると不満だろうなーという感じ。
服の素材感がかなり色やシルエットなどにも影響していて、相当なこだわりを感じる。
サウンド・BGM[2点]
邪魔にならないピコピコした曲が流れてるなーという感じ。
ショールームに関して言えばファッションのジャンルごとに"THE"という感じの曲が用意されているのはすごい。
でも"THE"すぎて癖がないのであんまり印象には残らない感じ。
良かった点
とにかく着せ替え特化!ひたすらコーディネートをしまくれて楽しい。
アイテムや進行状況などを共有できる状態でミューズを複数使えるので、ボディタイプをA/B無理なく楽しめるのが大変よい。
NPCに意味わからないリクエストをされるのも、自発的には絶対やらない組み合わせとかに挑戦することになるので楽しい。
悪かった点
楽しすぎてやめ時がわからない!時間が溶ける!くそー!
今は発売直後なのでいいけど、特にオンラインモードは人が減ったら寂しいだろうなぁ。
できるだけ長く遊びたいです。
その他
ゲームとしてはかなりニーズが限定的なので、レビューとしては点数が伸びませんでしたが、私としてはマジで買ってよかったです。楽しすぎる。大満足。
アイテムの色の幅とミューズの肌・髪の色の幅がそれぞれ相当広いので、いわゆるブルベ/イエベで似合う色が違うみたいのをはっきり実感できて面白いです。
まさに白って200種類あんねんの世界。
個人的にキャラデザのときとかの配色の感覚を鍛えるのにも良さそうだなーとか思ったりしました。
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