育毛サロンの効果と闇、育毛の真実

17年間、某育毛サロンに勤務し、のべ7000人近くの人の育毛に携わってきましたが、実際、効果という点においては個人差はあるにせよ、半分以上の人に何かしらの変化が表れました。


<※>その変化というのは単なる効果という意味ではなく、少し複雑な意味合いもあるので、それは後述していきます。


その説明をする前に、私が携わっていたサロンで、長年データーをとったところ、年齢層によって、効果の出方に大きな違いがありました。


見た目にも変化があった年齢層を上から順番に書いていきます。
<※>実際に施術などをした肌感覚なので、正確な数値ではないことをご了承ください。

・10代~20代
1年以内に90%以上の人に大きな変化が見られた。

・30代~40代
1年以内に、大きな変化が見られた人が40%程度、
少し変化が見られた人が30%程度、ほとんど変化が見られなかった人が30%程度といった感じです。

・50代~60代
50代~60代の人は可能性はゼロではないですが、改善には時間と労力が必要なことと、時間を費やした割には大きな変化が見られないというのが実情です。継続してケアをすることで、頭頂部のある部分は髪が太くなり変化は感じられたものの、しっかり頭皮が隠れるくらい、また、生え際もしっかりと生えそろうくらい薄毛が改善したと言えるほどの変化は難しいと言えます。

このことからも分かるように、薄毛の改善には年齢は関係なく何かしらの変化は感じられるものの、若ければ若いほど、やはり改善までに時間も労力も少なくてすみます。


なぜ、若い人ほど改善しやすいのか?


1つは、当たり前の話ですが、若い人の方が細胞自体が元気だということと、髪の毛だけに限らず、肌のツヤや体力、回復力もそうですが、どんなにケアをしても、若さには勝てない現実があります。


それが1つ。もう1つは年齢を重ねれば重ねるほど、長年、間違ったケアをし続けたことによって修復不可能になっているということです。


これはどういうことかというと、例えば、ケガをして少しの擦り傷なら肌は再生能力があるので完全にキレイな肌に戻りますが、傷が深くなるほど完全に元の肌に戻るのは不可能に近くなります。


少しの擦り傷というのは、間違った育毛ケアをやり続けた期間が短く、傷が深いというのは、間違ったケアを何年、何十年とやり続けたことによって、頭皮へのダメージもひどく、細胞レベルまで傷がついてしまっているような状態のことです。


若い人は細胞が元気ということもありますが、ある程度年齢がいった人に比べると、間違ったケア方法を継続した期間も短い場合が多いので、比較的治りやすい傾向にはあります。


巷の育毛情報は表面的な効果のことばかり


現代社会では、育毛に関する間違った情報で溢れています。
薄毛が気になり始めると、巷で人気のある効果のありそうな育毛剤に手を出したり、薬に手を出したり何かしらの効果を求めて育毛ケアをする人も少なくありません。


サプリメントや育毛剤自体は悪くはないのですが、サプリメントや育毛剤が効く頭皮へと引き上げるための土台作りが必須です。


育毛サロンで勤務していて、いろんな人の相談や実際の頭皮を長年見てきた中で、なぜ効果が出る人と出ない人がいるのか?


これは、育毛の基本である土台作りができていないからというのが、経験で分かってきました。


育毛サロンの現実は、その基本の土台作りを無視し、機器を使った施術により、育毛剤を頭皮の中に浸透させて無理やり髪の毛を発毛させるというやり方が一般的です。


これは、言ってしまえば体調が悪い人に薬を飲ませて無理やり体を動かしたり、運動をさせるというのに近い感じです。



確かに薬により一時的に体調がよくなったような気になるかもしれません。しかし、それは薬の力でよくなっているだけで、根本的には治っていないので、薬の効力が切れた時には再び体調が悪化してしまいます。


また、薬というのは使い続ければ徐々に効力も弱くなっていきます。
それは薬の効果がなくなったというよりも、根本的に自分自身の体がよくなっていないことが大きな原因です。


ですから、再び体の状態をよくするためには、今まで以上のもっと強い薬を使わなければ体力も維持できないという負のスパイラルに陥ってしまいます。
そして、その薬が効かなくなるともっと強い薬が必要になるという繰り返しなのです。


冒頭では、育毛サロンでケアをして何かしらの変化があったということを書きました。
では、サロンでケアをしていた人たちは、その後、どうなっていったかと言いますと、サロンでのケアをやめたことにより薬の効力が薄れ、また薄毛が再発、進行してしまったのです。


なぜ、育毛サロンでは根本的なケアをしないのか?


あまり大きな声では言えませんが、病院ショッピングという言葉があるように、育毛サロンも一種のビジネスとして成り立っています。
言葉は汚いですが、お客さんに薄毛が改善してもらっては困るのです。
これが、サロンが絶対に知られたくない本音です。


しかし、全く効果がないとサロンの評判も悪くなるので、一時的に効果が出るように処置はするけれど、ケアをやめてしまうと再び薄毛が進行してしまうという状態を作り、悪化したら、またサロンでケアをしてもらえるように(再びお金を落としてもらえるように)客をずっとサロンに依存させるようなビジネスモデルでお金を儲けているカラクリがあるのです。


これは、病院などもそうではないでしょうか?
病院に依存している人は、定期的にずっと通っていますよね?
あれも一種の、ビジネスモデルなのです。


もちろん、病気やケガの状態によっては病院は必要なものですし、それ自体は否定はしません。
また、高い志をもって働いている医師や病院関係者の方も多くいらっしゃいます。


しかし、薬や医療業界の裏では利権が絡んでいるので、患者は根本的に治らない病気を対症療法で一時的に体を楽にしているにすぎず、根本的には体はよくなっていないので、定期的に病院に通い治療や薬をもらうということをずっと繰り返し続けるハメになります。


私の決意


そういう業界の闇や現実を知ってから私の志はズタボロになり、何のためにここで働いているのかも分からなくなってしまった時期がありました。
軽い鬱状態に陥った時もありました。


そして、だんだん嫌気もさすようになり、この業界から足を洗うことにしたのです。
それからしばらく経ち、今の私にできることは何なのか?と自問自答し、深く考えるようにもなりました。


そしてその結論は、17年間、私が経験してきたことを基に、薄毛や髪の毛のことで悩んでいる人に対して何か役に立てたり、真実を伝えられるのではないか?と気持ちも変化していくようになってきたのです。


はじめはどうしようか迷ったというのも本音です。
こういったことを記事にすることにより、どこの誰が見ているか分からないからです。



業界から何か嫌がらせがあったらどうしようと、不安になったことも事実です。
ですが、勇気をふりしぼって、育毛業界に携わって見えてきた真実、育毛の現実を伝えると同時に育毛の土台作りについても包隠さず、全てをお話しようと決意するに至りました。


正直なことを言うと、私はすでに育毛業界から去った人間ですので、もう関係ないと言えば関係ないです。


しかし、このモヤモヤを心の中にずっと抱えたまま、この先の人生を生きるのは、少々心苦しいというのも正直な気持ちです。
何が心苦しいかと言いますと、メディアや間違った広告情報を鵜呑みにして、事実を知らない人がまた新しい被害者になってしまうのではないかということに対してです。


ですから、書くなら徹底的に書こうと強く決意しました。


私からのメッセージは以上となります。


次回より、より具体的な内容を書いていこうと思います。
ですが、内容を誰でも閲覧できるように公開するつもりはありません。
それは、こちらが善意でやることに対して、必ず悪意のある人が悪用したりする現実があることをよく知っているからです。


真剣に悩んでいる人のために役に立ちたいという意味で、具体的な内容に関しては有料公開させてもらうことにします。


単なる興味本位の人には手に取ってほしくないですし、私も業界からの批判を覚悟で、真実を書こうと決意しましたので、育毛や薄毛のことで真剣に悩んでいる人にだけ、手に取ってほしいと思います。


近日、その内容の全貌を明らかにしていきますので、しばらくお待ちくださいませ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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