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手術翌日

私は、朝からずっと眠った。

昼起こされて、ご飯を旦那が作ってくれたのを食べた。

昨日の夜の事をひきづっていて 旦那の顔もあまり見たくなかった。

昼ご飯を食べて また眠った。

子供達には悪いけれど 相手は出来なかった。

夜に起きたら17時 ご飯は何も無かった、とりあえず夕ごはんをサッと作って みんなで食べた。

子供を寝せて、旦那と2人がとても気まずい。

流産の後、旦那の中では手術したらそれで終わりで もう無かった事にされちゃって 旦那の前でその話をしたら旦那の機嫌が悪くなる。

俺は、頑張ってた それをお前は否定した。

と、言い続ける。

否定などしていない、悲しさをもっとわかり合いたいのに それはどうしても無理な話しで、聞いて欲しいのに 聞いてもらえなかった。

何でそこにそんなにこだわるのか?と怒る

そりぁ身体に居たものを取り出した翌日なんだから、こだわるというか、気持ちはその子に向かうのは当然だと思う。

旦那の中では、流産確定した日に終わった話しらしく 体から出たのだから 別の事に目を向けろと 何でそう出来ないと 言う。

それは旦那の考えであって、私は 昨日赤ちゃんが体から出されたけれど、一緒にお家にも帰って来れなくて とても悲しんでいた。

その考えの違いがある事を話したいのに、

しつこい!と自分の部屋にこもってしまった。

何故わかりあえないのか、

こんな事も乗り越えられないのか?

別の夫婦なら これが 絆というか そんな風になるかもしれない事なのに。

何でそんなに背を向けるのか、不思議で仕方がなくて わかって欲しかった。

旦那と話したくて、部屋に行った。

俺をその話しで拘束するな、理解出来ないと 怒りをぶつけてくる。

会話が出来ない、何を話しても無理だった。

俺ならそんな手術楽しめたよ、何でお前は

前向きになれない?

流産手術を楽しむ???

全く話しが噛み合わない、この話で 拘束という考えも理解不能。

何もわかりあえないのか、流産をして 手術をして 悲しい思いをして、旦那が怒るとは 夢にも思っていなかった。

もっと一緒に悲しんでくれて、もっと一緒に前を向けると思っていた私が馬鹿だった。


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