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日本とペルーでなぜこんなにも違うのか。

任地331日目。金曜日。
今のペルーの状況を話します。

ペルーは、全世界の協力隊員の一時帰国が決まる前から自宅待機と国境の閉鎖、すべての移動の禁止が始まっていました。

大統領令が解けるのは3/31。その日を歯切りに出国を狙いたいけれど、大統領令が延びる可能性もあり、途方に暮れています。

食料品や医療品の買い出し等、生活や健康に必要なものの外出は認められていますがそれ以外の不要の外出は厳禁。物凄い罰金を払うことになるか逮捕されます。そんな状況で、活動なんてほぼ不可能。一時帰国は残念だけど、ぶっちゃけ、この状態が落ち着く兆しが見えないのならやはり日本に返すというのは判断として適切だったんじゃないかなと最近は思えてきました。それくらい不自由な日々です。

ペルーは緊張状態が続く。
なのに新型コロナウイルス感染者数はどんどん数を増やし、2週間で234名にのぼります。

一方で、日本の友人から流れてくるInstagramたち。同じく感染者がいる日本なのに、普通に外出して電車も全然走っている様子が正直なんか嘘みたいです。なんでこんなに状況違うんですか。日本の空気感は上陸しない限り読めない。

トップの写真は任地の夜。外出者はいません。

誰かが悪いわけじゃないのにいろんな人が苦しんでいるのを知っている。
大変な思いで対応しているたくさんの人がいるのも知っている。
一方で、無理なものは無理なんじゃないかな仕方ないものは仕方ないんだじゃないかなって割り切ってしまう自分もいる。

私の状況を心配してくれる人がいる。嬉しい、ありがとう。
私はというと自分よりもこの世界の状況が心配すぎてただ悶々としちゃう。

いつペルーを出国できるのかな?
いつペルーに戻ってこれるのかな?
答えを知っていれば、楽なのに。。 って思いつつ、そういえば協力隊生活はいつも答えがないものを探してもがいてるなあって思いました。

つまり、答えのないものを探したり推し進めていかないといけない不安定さは、そういえば今に始まったことじゃないなあと思いましたとさ。(締まらない)

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