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ペルー日記

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青年海外協力隊としてペルーで過ごす日々の記録。1日1記、書きたいと思います。
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2020年2月の記事一覧

ちょっとゆっくり休めたら

任地311日目。番外編。 コロナウイルスの影響で、政府が今更言い出したことも影響してか、多くの学校が休校になり、関係者は様々な対応を迫られている。 2ヶ月前から予測できたこの流行をどうして今更こんな形でトップからの発信になるのか、意味がわからないが、国民の命より大事なものはないし心して対応していただきたい。 そんなニュースはもちろんペルーまで簡単に届く時代であり。Twitterなどをやっていると、まるで日本にいるかのように情報はキャッチできる。 日本人として、日本で何

ペルーの物価

任地310日目。木曜日。 今日も1日オフィス。今度行うワークショップの準備をして、午後は「日本のこと質問タイム」につかまったので必死に答えていました。 同じ質問に答えるの、もうあきたよって話は今度するとして、とりあえず今日はタイトルの話をしましょう。 ペルーの物価のお話。 ペルーはソル(sol)という通貨単位を使っています。複数形はソレス(soles)。 1ソルは日本円で33円くらい。そのため3ソレスで100円くらいですね。 物価もほとんどそのまま日本の3分の1。

<日本と違うものシリーズ>その3:結婚と離婚と元○○

任地309日目。水曜日。 1日オフィス。JICA関係のちょっとした対応と今度行うワークショップの話を同僚とカウンターパートに話しました。そのあと農業組織の長が来るとのことで4時からの集まりに参加し、今後あなたたちの組織でワークショップやらしてねって言う話をしていました。目的は農家に自信をつけてもらうこと、そしてモチベーションや主体性の向上。 そのあとはミサに。 キリスト教は4月にある復活祭(イースター)がとても大きなイベント。南米ではセマナサンタと呼ばれる1週間。熱心な

少し気を引き締めていきたい

任地308日目。火曜日。 朝5:30に起きて6時過ぎに出て州都へ。地方政府が行う農業ビジネスに関する講習会がありました。あんまり理解できなかったけど。 最近語学力について、もっと気を引き締めないとなって少し自分を奮い立たせていて 自分のストレスにならない程度に勉強したきたつもりだったけどやっぱり今の自分は、その語学力に満足全然していない 1年もう経っちゃう。 語学力だけを見れば別にいいかって感じなんだけど、結局語学力が微妙なばっかりに情報収集に未だなお難儀を得ているの

「ボランティアはJICAのお金運び屋じゃないんだ」

任地307日目。月曜日。 朝から上司に報告する書類を作っていました。内容は、今までやってきたこと、JICAとはなにか、ボランティアはなぜ来たのか、私がこれまでに知ってそのうえで考えたこと、それを受けて今後どんなことをやっていきたいと考えているのか。 昨日の記事に書いた通り、JICAに配属先との協定の紙をもらおうとしましたが、そういった書類はないらしく、その代わりに私についての説明書類や前の前任とのやり取りを送ってもらったのでそれで対応しようと思います。 そんなあれこれを

スパルタな日本語教師とJICAと配属先の協定

任地306日目。日曜日。 今日は州都からのスタート。同僚の家で朝ごはんを食べました。野菜たっぷりでおいしかったー。 お昼に友人と集合し、日本語を教えることに。今回が日本語教室第2回目です。私も日本語を教えるのは初めてなので手取り足取りなのですが、 出した宿題を全然覚えてこないし、私がノートに単語を覚えるべき書き込んでいるときに携帯をずっといじるし、説明していてもよそ見します。 「はい、じゃあこれで文を作ってみて」 といったら 『え??なに??』と説明したのにまった

ゴミ拾いキャンペーンと映画

任地305日目。土曜日。 今日は朝から役場主催のごみ拾いキャンペーンに参加。3日前に聞かされたけれど参加してきました。ゴミ拾いキャンペーン、たぶん1年に一回くらいやっていそうな感じ。 そんなに人数あつまらないかな~とおもったら、100人くらい集まっていた。 配布されたのはゴミ袋と使い捨てゴミ手袋(手術とかする時のやつみたいな)とマスク。 集合は7時ピッタリ!ということでしたがもちろんピッタリ!に集まるわけもなく、でも意外にも8時には開始できました。1時間遅れ、素晴らし

活動のこと(農業編):ピンチはチャンスなのか

任地304日目。金曜日。 今日は朝7時半に集合してお家一軒一軒を周ってリサイクル推進運動をしてきました。このリサイクル推進運動については書けたらまた後日。 12時前にオフィスに戻り、今度行う農家向けのワークショップの準備をしていました。 このnoteではあまり活動のことは書いていないですね。最近は特に。書きたいことはたくさんあってもなかなか長期的なものでまとまらなかったり、途上すぎてまとまらなかったり。 でも、ちょっと重い腰を上げて今日は書こうと思います。活動のこと。

ファイトをもらえた遠出

任地303日目。木曜日。 2日間のセチュラへの遠出から帰ってきました。 2日目の今日は朝から同期の家のキッチンでご飯を作り、海に出かけて、他国の隊員にペルー料理を食べてもらうためセビーチェ、アリスコンマリスコス、チチャロンをお昼に食べ、乗り合いタクシーで返ってきました。 ホンジュラスとエクアドルの隊員と話し、また先日来てくれたドミニカ共和国やコスタリカ隊員の話も聞いて、みんなペルーを好きになってくれて、嬉しいです。そしてここまで自然環境や食が豊かな国ってなかなかないんだ

セチュラでペルーをもっと好きになるの巻

任地302日目。水曜日。 今日は同じ州内にあるセチュラ郡に来ました。 同期隊員がいて、またほかの国から同期隊員が来ているということで、一緒に異文化交流のクラスをしたりしに来ました。 州都ピウラからは1時間半くらい。 私の任地とは全然違う途中の道と、ついた時の南国感、素敵な街でした。 また、私の任地は町で、彼の街は郡というのもあり、発展度合いは全然違いました。 まち、を町と街で表現するくらい違います。 セチュラはペルー北部の海沿いの町。ビーチもあります。 そのため以前か

素敵すぎる一日でした

任地301日目。火曜日。 今日は1日お世話になっている農家さんを訪問して、レモンやマンゴーの収穫がどんなものなのか、畑を歩きながら教えてもらってきました。 オフィスではわからないたくさんのことを肌で感じることができて、本当に素敵な一日だった。 案内してくれた彼は、私の母とほぼ同じ歳。農業組織の長でもあり、モチベーションも高くめちゃいい人。 畑のこともですが、畑を歩きながら彼の話をしたり日本の質問に答えたり、そういう風にコミュニケーションが取れたのが何よりも嬉しかった。

何が大変なのかを書こう

任地300日目。月曜日。 日を超えて現在未明の1時。もう本当に暑すぎて、家帰ったら横になる習慣ができてしまった。やばい。 暑いからというのは言い訳かもしれないけれど本当にやる気が出ない。私は暑いのにめっぽう弱いのにもかかわらず常夏の任地に来ることになり、しかもペルーの中でも上位を争うくらいに暑いエリアに来てしまったのだ。最高気温は36度前後。 といっても、朝晩は少し涼む。今書いているときも気温20度後半だろう。過ごしやすい。夜活や朝活をしていこうかな。。 今日は今日あ

こんな暮らしがしたい

任地299日目。日曜日。 大喜利ではないです。真面目トーンで話します。笑 この前友人の家に遊びに行きました。任地から三輪バイクを2つ乗って1時間の旅。同じ任地なのに遠いですね。任地の広さをひしひしと感じます。 到着したエリアは数十メートル間隔で家が並んでいて、その家の周りには家畜がたくさん、その周りを家畜が外へ出て行かないように木の柵で囲っています。 お家に入れてもらって、お昼だから電気もつけずお昼ご飯を頂きました。マンゴーを向いたりスイカを食べたり。 そのあとお庭

「スペイン語は神に祈る言葉なんだよ」

任地298日目。土曜日(でした)。 今日あったことは日曜日のnoteにするとして、タイトルの話。 スペインで、友人に教えてもらいました。 そのあと調べてみると 奥田陸さんの小説「上と外」にこんな一節があるとのこと。 ビジネスは英語、愛を囁くならフランス語、歌うならイタリア語、そして神と話すならスペイン語 ドイツは詩を書く言葉 フランス語は愛を語る言葉 イタリア語は歌を歌う言葉 スペイン語は祈りを捧げる言葉 英語は商売をする言葉 そして日本語は人を敬う言葉