マガジンのカバー画像

ペルー日記

300
青年海外協力隊としてペルーで過ごす日々の記録。1日1記、書きたいと思います。
運営しているクリエイター

2019年5月の記事一覧

もっとちゃんと「自分」で向き合おうかな

任地37日目。木曜日。 今日も1日オフィス。 お金がないのが基本なのでプロジェクトなどがたくさんあるわけではない私の配属先。みんなの様子を見ていると、今日もどこかに出かける様子はなさそう。 同僚の紹介で広報部にお邪魔した。いろいろ話して同じ年の男の子と女の子と出会った。いい人たちだった。 2人はこの町で生まれて今この町の役場で働いてる。小学校から高校まで一緒でアミーゴ(友達)らしい。 いいなー、幼馴染と一緒に働いているのか。思えばこの町はそんなに大きくなくて、役場勤

水シャワーが辛くなってきた話

任地36日目。水曜日。 (今日も落ち着いた1日が過ぎようとしている。特に取り立ててイベントはない。イベントはないので焦る気持ちもなくはないがとりあえず今日は活動面での話は置いておこう、、、。) 水シャワーが辛くなってきた話。 タイトル通りです。笑 南半球に位置するペルーは日本と季節が反対。といっても私の任地は沖縄よりも暖かい(暑い)ので最近までずっと暑かったんです。体感で35度くらい。 でも今こちらは秋から冬にかけての気候。ちょっとずつ寒くなってきて、昼はめちゃ暑く

どうやら協力隊にも「五月病」があるらしい

任地35日目。火曜日。 今日は役場にて自分のプレゼンがありました。 役員会のような場所で役場長や議員に対して自分のプレゼンを10分。緊張したーーー。会社員時代を思い出した。 何より自分の横にいる上司が緊張しているもんだからその緊張が伝わってくる。上司は役場長の一声で明日にもリストラされうる立場。彼の緊張感はわかる。私はへまできない、、笑 プレゼンは無事終了。「緊張してたね!(にやにや)」と上司。いやいや!そっちもだいぶ緊張してたやん!!と思いつつ無事に終わってほっとし

13歳の男の子への興味=??

同僚のお家にお世話になっているのだが、息子くんが気になる。 気になるというのは変な意味ではなくて、その振る舞いや行動が興味深いということなのだけど。 13歳といったら日本では多くの子が反抗期を迎える時期だと思うけど、同僚の息子くん含めこちらの国の男の子はみんなママと仲良しで肩組んで歩いたりとか。 反抗期とかどういう感じなんだろう。妹にも肩組んだりしているし、車のドアは乗るまで開けててくれるし荷物は持ってくれるし。 急な異邦人の訪問に驚きもせず普通に接し

「慣れるのが仕事」の最初の1か月をふりかえります

青年海外協力隊でペルーにコミュニティ開発隊員として派遣され、任地について最初の1か月が過ぎました。 「慣れるのが仕事」の日々、今日で一応ピリオドです。 何を感じ、何を知り、何を学び、何を考えたのか。そしてこれからのことも含めこの機会に整理してみようと思います。 (トピックを選んだのですが、4000字を超えてしまいました。) 任地の印象任地はペルーの北部ピウラ県のピウラ市タンボグランデ町。ピウラについたときは何にもない土の広がった土地にポツンと飛行機が止まった印象で、少

自分の単語力の無さを痛感させられる日々

任地29日目。 「慣れるのが仕事」 の1ヶ月が終わる。 環境にはだいぶ慣れてきたと思う。 でもスペイン語はまだまだだ。だから活動も思うように身体が動かない。 もっと積極的に誰かについて行ったりしたいのに、スペイン語がわからなくて彼らに迷惑をかけてしまわないか、わからないからもう少し理解できるようになってからと、もともとのシャイな性格も起因してみんなの様子をうかがってしまう。 事務所でひたすら課の活動計画を読んだり、聞き取りやすい同僚に話を聞いたりする作業を進めて

記念すべき初断水日

任地28日目。記念すべき初断水日です✨ はじめての断水本日任地にきて初めての断水が起きました。 ホストファミリーからは「起きない」と聞いていたのですが、断水は起きました。 ただありがたいことに、ホストファミリーがこの水つかっていいよと大きいバケツに水を汲んでどこからか持ってきてくれたみたい。 その大きいバケツの水を他の居住者とともに分けて使うとのこと。 ほう、ざっと一人バケツ1つ半くらいだろうか。ただこれは各個人の常識の範囲内での使用になるため、一人でかっさらう強者がい

警備体制ばっちりな任地

任地27日目。今日から一週間が開始。 強盗やひったくり、スリがおおいリマとはうって変わり、任地は比較的穏やかな町です。 ですが、やはり油断は禁物。泥棒やひったくりはあるみたいだしクスリをやっている人も出没するので気を付けよとのこと。 ところで町を歩いていると、警備員や警察のかげもちらほら。 夕暮れ時の観光名所で保護この前、隣町から先輩隊員が来てくれ、ちょっと坂を上ったところにあるモニュメントをみたい!ということで3人で行くことに。一応観光名所なのですが、夕方ごろ訪れた

「amigoと電話してないよ、らんま見てたんだよ」

任地26日。日曜日。 今日は体調がすぐれなく、日曜日というのもあって1日家に。 洋服を洗いたいが洗い場は常に占領されていたので明日の朝に回すとして、シャワールームも洗いたいけれど身体がだるくちょっと無理。ということで別日に。笑 午前はちょっとスペイン語に触れて、午後は寝たりらんま1/2をスペイン語音声の字幕なしで見ていました。(らんまファンで昔から大好き。幼少期に各回5回ずつくらいみたとはいえ、もう過去のこと。かなりセリフも忘れ、スペイン語もわからないからひとことひとこ

ペルーのスイーツを食べまくる作戦

任地25日目。土曜日です! 今日は夜24時を回りました。簡単に書きます。 今日からスイーツの旅がはじまりそう実はスイーツに今興味をもっていまして。ペルーの。 活動においての参考にもなるかなという裏の理由があるのですが、とりあえずは甘党かつスイーツ好きの人間としてはペルーの甘いものを制覇してみたい!!(これが表向きの理由!) ということでいろんなスイーツを食べまくる作戦を開始します。 と、いっても残念ながら私の町にはケーキやちょっとおしゃれなムース的な豪華なものはあま

ペルーには女性管理職が多い

任地24日目。金曜日です。(わーい) 今日は朝から会議があって、役場にいるほとんどの部署の予算管理担当者が私の部署に集まって何やら話していました。 見渡すと女性がまあまあいます、ああ日本とは違うなあと。 そもそもペルーは労働時間が短いです。8時から14時とか、15時とか、16時まで。そして残業はしません。残業代がでないことが多いからです。 日本の女性管理職が少ないのって、子育てや出産に時間が取られてしまうから責任ある仕事が与えられないだの、ポストが埋まっちゃうだのとい

【美食の国ペルー】日常的にはどんなご飯を食べているの?

任地23日目。 暑いです、変わらず暑い。 「ペルーは美食の国」ペルーは美食の国と言われるくらい食事に対する意識が高いとのこと。 どれも彩りが良くおいしい。 いちいち彩りが良いので、料理へのこだわりが昔からあるんだろうなと思う。 日本人の口にも合うペルー料理、私も1か月半住んでて 食べられないな、、というものにほぼ出会っていません。 多分好き嫌いない人なら90%は食べられるんでないかな? そのくらいおいしいし、とても口に合う。 セビーチェやロモサルタード、ワン

<任地での1日のスケジュール>役場配属のコミュニティ開発隊員編

任地22日目。今日は平日の1日のスケジュールを紹介します。 私はコミュニティ開発隊員としてペルーの北部ピウラ県のピウラ市タンボグランデ町の町役場に配属。月曜から金曜まで仕事、土日は休み。 ということで平日の1日のスケジュールはこんな感じ。 7:00 起床(朝活をするときは6時) 7:35 家を出る(役場近くで朝ごはんを買う) 7:50 役場に到着。朝ごはんを食べる 8:00~13:00 仕事開始(畑に行ったり会議に参加したり町のことについて聞き取りをしたり) 1

「組織のお金で機械を買ってくれ」と言われた。〈ボランティアとして現地の人のためにできること〉ってなんだろう

農園への同行ホストファミリーの親戚に農園を管理している人がいるため、私にも見てほしいということで同行することに。 私のいる町はマンゴーやレモンの生産がとても盛ん。もしかしたらペルーで一番の町なのではないか、というくらい盛んです。 それゆえに多くの国に輸出している現状があり、日本でも私の町タンボグランデ産のマンゴーは売られています。 本日行った場所も大きい農地でマンゴーなどの生産を行っており、全てオーガニックで全て輸出用に作られているとのこと。 君の助けが必要なんだ、と