見出し画像

蟹座10度「研磨中の大きなダイヤモンド原石」

☆廻廊100*未研磨ダイヤ度数☆

CANCER10: A large diamond not completely cut.


活動宮10-2-5 伝達

「自分が得た原理をいかに外へ伝えるか」外との渡りの付け方を身につける努力


Introduction

地球上で最も硬い鉱石であるダイヤモンド。カッティングには同じダイヤで研磨しなくてはなりません。このシンボルの大きなダイヤ原石を、活かすも殺すも研磨師次第。彼らは持てる知識と能力を結集させ、地道に慎重に磨き続けます。


シンボルの意味

このシンボルは、情感的な事柄を、分かりやすい形にするための努力と苦労を表します。

前度数の「水」は透明で硬いダイヤモンドに姿を変えました。
魚と少女を繋げるキラキラとした共感性を、なんとか人に伝えたい。
誰が見てもわかるように、ダイヤという形に昇華したいという欲求。

魚は生命のメタファー。少女は生命を包括する地球という大いなる「水」に体を委ね、この世界に生きているという実感を得ました。その喜びを、どうやって人に分かりやすく伝えるかがこの度数のテーマです。

フィーリングで表す言葉は数多くあれど、結局は主観的表現。
万民が分かりやすい表現、創造物や商品を形作るためには、思い感じるだけではできません。何度も失敗を繰り返し、苦悩と地道な努力を続け、最高峰のモノへと創りあげようとする努力が必要です。

掴みどころのない、漠然とした思いを形にするもどかしさ。
なるべくシンプルに伝えようとするあまり、硬くてぶっきらぼうな表現になってしまう傾向もあります。

職人気質。
実際に技術者、職人、創作者、彫金、宝飾関係に関係ある度数です。

ダイヤ同士がぶつかる象意から、非常な頑固さ、痛みを伴う改革、メタモルフォーゼも暗示。


シンボルの日(太陽度数)

生命の喜びを表現する手段を形にするために、地道な努力を続ける人や存在に光が当たる日。一方で、なかなか思いを伝えきれず言葉足らずになりがちな傾向も。焦らず内面を見つめ、自己研鑽に主眼を置く日としましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?