俺の屍を超えていけ!

嬉しいことに、今年は昨年よりもさらに、
「先生との授業で直前にやった内容が入試に出ました!」
「似たような内容が当日出て、スラスラ書けました!」
という生徒さんからの声をいただいている。

実は、ヤマが当たったというより 最近の入試傾向や話題のトピックスから 添削係と2人で算出した結果。

私は生徒さん達に、

「皆、俺の屍を超えていけー!!」

こんな思いで小論文指導をしている。

というのは、私自身の小論文入試は…

当日、過去問と全く違うテーマが出て 書くネタが思いつかず、
解答用紙が埋まらずにタイムアップ!!
落ちたと分かる発表を見に行くという、辛い思い出となったのだ。

だから、出題傾向には注力してきた。
ヤマを当てるという目的の他に、入学前に大学側がどんな人材を求めているのかを知り、それに近づけることができれば、入学後のギャップが少ないとも考える。

受験勉強していると忘れてしまうけれど、
中学も高校も大学も、入ってからが大切。

私の大学受験を振り返ってみると、厳しい入試だった。

まずセンターで緊張しすぎて失敗し

前期は英数国社どれも奇跡は起こらず(これは実力不足)、

後期は(安全校のつもりが…)
小論文のみの入試なのに書けなかったという…

頑なに 国公立にしか行かん! と思っていたのに
合格していた私大に入学するか
浪人するかしか選択肢がなくなり…

でも、ふと教授の言葉を思い出した。

「過去は変えられる。 自分の選択が正しかったかどうかは、 その後の自分の過ごし方で変わる。 うちの学部は楽ではない。「遊び過ぎ」は禁物。 でも本気で指導している。 それで良ければ来なさい。」

その言葉に背中を押されて、私大に入学。
教授がおっしゃったことは本当で、学部の指導は熱かった。
結果、とても良い4年間が過ごせた。

その言葉を入学前にくださった教授と
その言葉を思い出し、自分の考えを変えたその時の自分に感謝している。

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