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ミッションスクールとは

読者の皆さんは「ミッションスクール」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
ミッションスクールというのはキリスト教主義の学校を指す。
私は実際にミッションスクールの高等学校に現在通っている(2021年2021年11月17日)。

ミッションスクールには大きく分けて、カトリックとプロテスタントの2種類に分けることができる。
私が通っているのはカトリックだ。

では、ミッションスクールは普通の学校とはどのような点で違うのか、私の学校を一例として紹介していこうと思う。

学校に入学するのならば、書かせられない行事が入学式である。そこでもミッションスクールならではの個性が見られた。
体育館のステージの上には司祭が立っており、何やら祈りを唱えているようであった。
詳しいことは覚えていないが、その後私達も主の祈りを唱えさせられた記憶がある。
主の祈りの内容は以下のとおりだ。

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入学式でこのような祈りを唱えさせられるのはミッションスクールぐらいではなかろうか。
主の祈りに関連して言っておくが、毎朝LHRの最後に、宗教的な行事の最中にも祈りを捧げることがある。

ミッションスクールには「宗教科」という科目がある。
当然一つの科目として扱われるので、進級にも影響する。
宗教科の課題は大きく言えばレポートの提出だ。
その内容というのが宗教に興味がない人には理解しがたいものになっている。
「聖母マリアの生涯について述べなさい。また、マリアの生涯からあなたの生活に取り入れたいことを述べなさい。」というレポートの課題だ。
聖書の言葉を引用したりするのは自由だが、聖書の言葉は引用できるほど理解しやすい内容ではない。

宗教のことが成績が絡んでくることといえば他にもある。
英語科の授業の一環で、主の祈りやアヴェマリアの祈りを暗唱させられたりもした。
私は大がつくほど暗記が苦手だし、そのような暗記しても無意味なことは極力したくなかった。が、成績に反映されるとなると仕方がないので覚えた。

まとめに入るが、宗教的な目線で見れば、1日1日は宗教が絡んでいるように思えてくる。しかし、実際にミッションスクールで生活してみると、そこまで大きな違和感がなく生活できている。

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