小さな機械

消えてしまうのは一瞬
どんな季節も貴方をただ思い出すだけで
1人で立ち尽くしていた

時だけが過ぎていく
まるで私だけが取り残されたように
止まった時間の中で
貴方の姿探してる

煌めく街の中
笑い合う人たち
同じように
私たちもああして楽しめたのだろうか

小さな機械に貴方の姿が残っているのに
会えないだけで
こんなにも嘘のように感じるなんて

確かにここにいたはずなのに
貴方の声だけがずっと鳴り響いてる



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