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footballは90分の中に起承転結がある「1つのストーリー」である!

Hola!!


チャンピオンズリーグのラウンド16もスタートし、ヨーロッパのサッカーを見る機会が増えました!


そこで感じたことですが、footballは90分間のストーリーであり、90分の中に“起承転結”があるスポーツであるということ!


最近見た試合では、パリサンジェルマンVSレアルマドリードやトッテナムVSマンチェスターシティがあります!


どちらの試合も後半のロスタイム(90分を過ぎてから)決勝点が生まれ、ドラマのような劇的な試合展開となりました!


また、僕自身も生駒FCの紅白戦に入って30分ハーフの試合をしましたが、その試合で自分の中では後半の残り5分は集中力が途切れてしまっていました!


footballは走りながら考えることが必要で、さらに脚でボールを扱わなければいけないのでミスも起こりやすく、体力的にも精神的にもとても疲弊しやすいスポーツです!


その紅白戦でも後半のロスタイムに得点が入りましたが、体力的・精神的な疲労に加えて得点差などを考慮すると終了間際には得点が生まれやすくなるということ感じました!


そして、そういったことまで理解をし想定した上で、チームとして試合に勝つためにどのように戦っていくのかを考えなければいけません!


だからこそ90分という試合時間や交代選手の制限なども含めてfootballだと思います!





ただ、日本の育成年代のサッカーでは15分ハーフで【1日に3試合】が“当たり前”になっています!


するとどうでしょう?!


小学生年代で言えば、《15分ハーフの試合》と《30分ハーフの試合》では同じサッカーでも違った種目になってしまうのではないかと僕は考えています!


『15分ハーフ(30分)の中で考えるゲームプラン』と『30分ハーフ(60分)の中で考えるゲームプラン』では違いが生じます!


例えば、42.195kmのマラソンと、20kmのハーフマラソンではペース配分が変わると思います!


400m走と1500m走ではペース配分が変わってきますし、トレーニングの方法も変わってきます!


同じ陸上という競技であっても、種目によって考え方もトレーニングの方法も変わります!


これは同じサッカーというスポーツであっても、《15分ハーフ》と《30分ハーフ》では種目が違うと考えられます!


それでは、育成年代では何分ハーフで試合をする方が、未来のためになるでしょうか?!



イングランドでは<小学5・6年生は30分ハーフ>、<小学3・4年生は25分ハーフ>、<小学1・2年生は20分ハーフ>で【1日に1試合】という形式で取り組まれています!


年代によって試合時間はかわりますが、基本的には大人になれば<45分ハーフ>なので、その形式をベースに考えられた小学生年代の子たちの試合時間だと思います!


その考え方はとても合理的だと思いますし、基本的にはそこをベースにしなければいけないと思います!


その他にも違いはありますが、こういったことを考えると、「サッカー」と「football」には違いがあるのではないかと思っています!


育成年代から試合時間を長くして1日に1試合という形式が当たり前になれば、サッカーの発展と同時に1日の拘束時間が大幅に減るので、家族と過ごす時間や自由な時間が出来るので人生の豊かさは増すのではないかと思います!


今までの、今ある“当たり前”を改めて見つめなおし、育成年代のサッカーを進化させていきましょう!!



それでは、Hasta luego-!!

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