創作活動におけるリアル生活との兼ね合いの話

こんにちは。
今回はタイトルの通り、創作をするにあたってのリアルとの折り合いの付け方について書いていこうと思います。
まず断っておきたいのが僕は字書きなので絵描きさんには必ずしも当てはまらない点があることです。
そこはご了承ください。
そして、例のごとく僕はお金をもらっていない、趣味でやっている方の話になります。

──────

この記事を出したのはタイミング的に今かなというのがありまして、4月の半ば、新しい環境に身を投じた方もたくさんいるであろう季節だからです。
学生さんなら進級、社会人ならどこかに就職、転職などなど。
実は僕自身もこの4月から新しい場所に環境を変えています。
そして、もちろん他の方も4月というのは年度始めで忙しい!
誰にとってもそんなに余裕のある月ではないはずです。

もちろん例に出した4月だけではありませんが、リアルが忙しくてなかなか創作活動が出来ないor無理をしないと出来ないという経験をした創作者の方は多くいるのではないでしょうか。

そもそも創作者の方々は『好き』を原動力に創作を始めたであるのではないかと思います。
そして楽しいから続けているはずです。
それがいつしかリアル生活との兼ね合いで続けていくことが『義務』『課題』になってしまい、嫌気が差したりモチベーションが低下したりしている方を何人も見てきました。
この話は僕のTwitterのフォロワーさんもされていて、他にも感じている方はいるようです。

何かを表現したくて始め、楽しいと思っていたことが楽しめなくなる、これは本当に悲しいことですし周りに発表している方がそうなってしまうのは更なる損失です。
本人にとっても肉体的・精神的負担になってしまうでしょう。
なので「創作してても面白くないな、義務感でやってる感覚があるな」とか、そんな風に感じたら少し創作から離れることをお勧めします。
創作を中断することによって離れていく方がいても仕方のないことです、創作者の方の体調・精神的な安定が第一です。

──────

ここからは自分語りになって申し訳ないのですがこの話のモデルケースとしてお話しします。
先ほども申し上げた通り僕もリアルの仕事環境が変わりました。
ただ、幸い周りはいい方ばかりで特に大きくストレスを抱えている感覚はありませんでした。
ただ、21〜22時頃になるとエネルギー切れのようにパタっと寝てしまうのです。
いつもそこそこ早く寝ますがここまで早いのはなかなかありません。
どうやら自分が気づかないうちに消耗していたようでした。
だというのに、土日は遊びたいからとスポーツ観戦や遊びの用事を入れてしっかりした休みを疎かにしていました。

そんな状況ですが、4月、5月にキャラクターの誕生日記念小説を計6作書くつもりでいました。
この記事を書いている現在既に1作目は投稿し、2作目も完成して4月にある誕生日を待つだけ(言ってしまえばぼざろの喜多ちゃんです)、5月に誕生日がある3.4作目にも手をつけています。

一見スムーズに見えますがこの『誕生日記念』というのが難しくて、平たく言えば締切があるということです。
なのである程度計画的に進めていかないと間に合わなくなってしまいます。
それが疲れた心身にはプレッシャーになり、4月の最初の週は以前に書いておいたものを投稿したのみでほとんど創作が進みませんでした。

そこで、上述のことを行いました。
一週間弱ほど、一切の執筆をやめることにしたのです。
そして休める時はちゃんと休んで回復に努めました。
結果またモチベーションが戻ってきて、むしろ以前よりいわゆる『好き』から来るエネルギーが増したように感じます。
本当に休息って大事ですね、心からそう思いました。

──────

つらつらと書いてきましたが結論づけると、世の創作者には義務感や学校の宿題に取り組むような気持ちで創作をしてほしくないのです。
本当に無理そうな時は一度休んでいただいて、また気が向いたら描く・書く・作るくらいでちょうどいいんじゃないかと思います。
そして、まさにこの記事は自戒の意味を込めて執筆しました。
皆様の健康と素晴らしい作品が両立するよう願っています。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?