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ラーニングジャーニー(大阪~別府・湯布院 さんふらわあ)

2023年4月に就航した「さんふらわあ むらさき」に乗って、大阪から大分に行ってきましたのでその道中と感想を。


1日目(大阪港~別府港)

19時5分大阪港出航

の前に乗船場すぐそばにあるガストでクーポン使って腹ごしらえして乗船。

さんふらわあ

乗船時間になって船内に。今回はせっかくの船旅なので、セミスイートの部屋で行くことに。部屋は洋室で、ベッドもテレビも冷蔵庫(ウェルカムワイン2本付)も、シャワーもトイレもありで普通のホテル並みの設備。また外に専用テラスがあり、リクライニングチェアがありゆっくり外でも過ごせます。(夜なので、動き出したら風が吹いて寒いのでずっとはおれませんが)

ウェルカムワイン
専用テラス席から大阪港を見る

この日から甲子園での日本シリーズだったので
・明石海峡をくぐるタイミング
・船内で行われるプロジェクションマッピングショー
以外の時間はずーっとテレビの前で阪神の応援を。

明石海峡をくぐります!

また8階にはスイート利用者専用のスイートカフェラウンジがあり、珈琲やアイスを自由に頂くことができます(アルコールは無し)。アイスの種類はなんだろなと思っていたらPARM(これは嬉しい)で味も3種類もあり、時折こちらにきて阪神戦みながらパクパク食べてました。

専用ラウンジ

で、船内6階にある大浴場に入って、眠って起きたらもう朝。

日の出

で、朝6時過ぎから外に出て、日の出を見ながらなんやかんやしていると、別府港に6時55分定刻に到着。船での旅も、通常の飛行機や車の移動では得られない爽快感や非日常感を得られるので、ちょっと時間はかかりますが、移動時間も楽しめるという点や、ゆっくり寝られるので疲れもあまり残らないので、次の日からすぐに動ける点は良いですね。

2日目(別府港~湯布院)

朝7時過ぎに別府港を降り、7時30分から港から徒歩10分くらいのところでレンタカー借りる段取りだったので、レンタカー屋さんまで荷物をゴロゴロしながら道中にあるパン屋(natural bakery cram)さんで店内のイートインコーナーでパンとコーヒーで朝ごはん。このお店、パンの種類も豊富で、平日の朝にも関わらずお客さんが結構来ていました(外国の方もちらほらと)。

朝ごはんのベーカリーカフェ

朝ごはんを食べて、レンタカーを借りて早速湯布院方面へ。やまなみハイウェイを通りながら由布岳を横目に見ながら九重”夢”大吊橋 へ。まだ朝9時で早い時間でしたが、紅葉のベストシーズンということもあり、人はそこそこきてました。何もなかった谷にここに橋があったらきれいだろうなという話から出来上がったまさに夢の大吊橋(15年間(2006年~2021年)で1200万人の来場。総工費20億円。入場料(往復)500円/大人。周りに2件ほどお土産屋さんあり。)。いろいろ反対もあったみたいですが、しっかりやりきってしまって、何もなかった所にこれだけの人が来るようになったことは地域にとってインパクトがあったのだろうなと。

大吊り橋の上から

続いて、車を走らせ阿蘇くじゅう国立公園内の長者原ビジターセンターへ。

ここは登山口があるので、駐車場にはおそらく登山の人の車と思われるものが多数。ビジターセンターもきれいで、センター内に案内の方もおり、おススメのルートを教えてくれました。今回は時間がないのでビジターセンターすぐの「タデ原湿原」を散策することに。ススキが一面に広がり良い感じ。

ススキの中を散策

ここはホオアカという鳥が有名ですが、見れる時期が5月~6月ということで、今回は見ることはできませんが、せっかくなので、双眼鏡とカメラを持って鳥も探しながら歩くことに。

バードウォッチング

地図を見ながら少し歩くこと20分くらい。少しメインルートから外れたところで野鳥を発見。ちょっと遠かったのですが、はじめて見る鳥。

ホオジロ 

これまでなかなか見ることができなかったモズにも初めて出会えました。


モズ。思わぬ出会いで満足。

バードウォッチングに夢中になっていたら、いつの間にやら昼をとうに過ぎていたのでもう少し南に下ったワイナリーに行くか湯布院方面に帰ってご飯を食べるか。で悩みましたが、宿泊先のチェックインの関係もあり、宿泊先の湯布院方面に行くことに。

初めての湯布院。

車の通る道路から一本道を入ったメイン通りは、そこは平日にも関わらず多くの人人人。しかも圧倒的に外国人の方が多い。平日もあってか外国人の方は肌感で6-7割。でメイン通りは店も8割くらいはインバウンド向けなわかりやすいコンセプト(アニメキャラクター、和、動物、的な)のお店ばっかり(個人的には特に立ち寄るお店がありませんでした。)。湯布院のことは全く知らなかったので、この通りの先には何かあるのかなと思っていたら、金麟湖という湖に到着。ここは景色が良いといったら良いのですが、ただの小さな池といったらそんな感じ。勝手に何か有名な神社や寺の参道や温泉街的なものをイメージしていたので、正直やや何か拍子抜けという感じではありましたが、ただあれだけ人が来ているのは、実際なのでほんとすごい観光地だなと。

そしてお昼に選んだお店は当たり。

軍鶏(しゃも)の囲炉裏焼きのお店(四方山さん)で「囲炉裏焼きセット」と「希少部囲炉裏焼きセット」を注文。テーブルでの囲炉裏焼きスタイルも面白く、モモ・ムネももちろん美味しく、中でも希少部位の砂ズリ、えんがわ、レバーはたまたま入った白レバーなどは食感も味付けもGOOD、ちょうど空いている時間でしたのでお店のお兄さんにいろいろ教えてもらい、とても満足な昼食でした。

メニュー
希少部位セット
テーブルに囲炉裏があり、そこで焼きます。

その後湯布院の通りを少し散策して、車に乗って今日の宿泊先へ

と、その前に、テオムラタさんというお店でチョコレートを買いに寄ることに。しかーし、残念ながら定休日ではないのにこの日はお休み。。ここはカフェも併設で季節のパフェも美味しそうだったので、また翌日に来ることにして、本日宿泊先へ向かうことに。

theomurata お休みでした。

本日のお宿は、星野リゾート 界湯布院(ふるさと納税を少し活用)。

界 湯布院 入口

チェックインを済ませ、テラスをみると眼下には一面棚田が。棚田に宿をつくったこのシチュエーション。まさに日本の原風景を感じる立地でした。

テラスから棚田

まだ夕食まで時間があったので、ご当地「楽」(伝統工芸や伝統芸能に触れられる体験プログラム)を体験することに。湯布院の楽は「わら綯い体験」(30分 無料)。こちら時間も30分で子供でも楽しめる内容で、地域ならではのいい体験でした。

ご当地 楽

部屋は、外に露天風呂(湯船だけが外に出ている感じ)がついている部屋。露天風呂からは棚田は見えないですが、目の前は林。夜はライトアップもされており、湯船につかってまったりするにはいい感じでした。ちなみに宿のまわりには何にもないので、宿の敷地の外に出て何かするという選択肢は無しです。

客室の露天風呂

夕飯前には、敷地内にある大浴場へ。こちら写真ないですが、露天風呂からはばっちり由布岳が見えるロケーションで、人もいなかったので、ゆっくりした時間が過ごせました。お風呂から出たところには、湯あがり処があり、ここではアイスキャンデーやかぼすのジュースなどが自由に頂くことができます。

大浴場方面から見える由布岳
湯あがり処

そして、夜ご飯。

しっかりしたコースの内容で、土瓶蒸しも煮物も焼き物も美味しく頂きました(あたたかい料理は器もあたためてありました。)。

夜のメニュー

一番印象にに残っているのは最後の「ひじきと紫蘇の実の土鍋ごはん」。見た目も味も良かったです。

ひじきと紫蘇の実の土鍋ごはん

宿の人に聞くと、この日の宿泊は海外と国内は半々くらい(もう少し海外 アジア系の人が多いような印象は受けました。。)。海外からのツアーに、界での宿泊が入っているものあるとのこと。

で、この日も、夜は阪神戦。しっかり応援してこの日は勝利。就寝。

3日目最終日(湯布院~別府~大阪)

この日は朝7時からしている敷地内にあるテラス(任意参加)で朝の体操を。体操の中でこの宿ならではの動きなどもあり、朝から体を動かし、いい目覚めとなりました。参加者は自分含め、他の人があと2人と少し寂しかったですが。。

朝の体操

朝ごはんは和食と洋食を選べます。ボリュームたっぷりの朝ごはん。ご飯は昨日の夜もですが、仕切り板で区切られた食事スペース。人数が少なければ、おそらく棚田が前に見えるカウンターでのご飯ですが、家族やグループだと景色は見えないスペースでのご飯。お茶のポットか急須が座席にはなく少しおかわりがしにくかったのと、ごはんはおひつではなかったのでおかわり自体していいのかがわからない点が少し気になったところかな。

和食おしながき
洋食おしながき
炭火焼きは七輪で焼くスタイル。

チェックアウトは12時なので、それまで大浴場や部屋の露天風呂、トラベルライブラリー(自然・料理・旅・地元等関が50冊程度あり、コーヒーも頂けます。)などでゆっくり過ごしました。部屋の露天風呂からは野鳥も見え、これはこれで楽しい時間を過ごせました。

エレベーター内の案内板

12時前にチェックアウトして、昨日休業だったテオムラタへ。

いい感じの雰囲気

この日は開いていたので予定していたお土産のチョコレートは買えましたが、楽しみにしていた隣のカフェがこの日も休業。。昨日来た時にはどこにも書いてなかったのに。。残念無念。

仕方ないので、次は湯布院の現代美術館を13時30分に予約していたので、それまでの時間は金鱗湖の真横にある少し雰囲気のあるベーカリーカフェCAFE LA RUCHEさんで少し休憩を。ここからカフェしながらの金鱗湖はいい雰囲気でした。テラスは外国人の方でいっぱい。インバウンド無しだったらどうなるんだろうかと思うほど、インバウンドの人がほとんどでした。

おしゃれな感じ

時間になったので、また通りを戻って、通りから少し入ったところにある現代美術館COMICO ART MUSEUM YUFUINへ(入場料1700円/1人。オンライン予約で200円引き)。ここは隣のホテルも有名(11月に発行された「今、行きたい日本の憧れホテルBEST100」に入っていました。)のようです。美術館は入館も時間で区切られているので、静かな中でゆっくり見ることができます。展示されているART自体は個々それぞれの感想があるとは思います(ここにも草間さんのアートがたくさん。さすが)が、2階にあった犬は、以前青森の現代美術館で見たあおもり犬の小さい版が、由布岳をバックにいい感じにたたずんでおり、なかなか味があるARTになってました。

おしゃれな入口
由布岳をバックにたたずむ犬

これで湯布院を後にし、最後の別府へ。

夕方には別府港を出るので、それまで別府グルメを堪能することに。

ということで、まずは別府での寿司といえば、以前も行ったことがある亀正くるくる寿司店さんへ。定休日と営業時間もしっかり調べておいたので、営業時間前にしっかりお店に着いたところ、駐車場に全く車がない。。そして店の扉まで行くと臨時休業の張り紙が。。うーん、カフェに続いてここも休みか。。連休前の平日は、連休に備えて臨時休みが多いのか。。残念。。

有名な亀正さん
残念ながら臨時休業。

ここで時間が余ってしまったので、せっかくなのでどこかの地獄に行ってみることに。最近、海地獄のお土産屋さんが新しくなったようなので、今回海地獄に行ってみることに。確かに以前来た時よりキレイなお土産屋さんになってました。こちらは湯布院と違って、日本人の観光客が大半。そんなに距離があるわけでは変わらないのに、この違いはなんなんだろう。

まだ別府グルメを満足できていないので、どこかで軽くとり天を持ち帰れないかと携帯で調べていると気になるお店を発見。別府駅近くの「野田商店さん。このお店有名なのは、巻き寿司らしい。こちらも気になるので、とりあえずお店に行ってみることに。16時前に到着し、お店自体はまだ開いていたものの巻きずしは完売。とり天は残り2個ぽつんとあったので、買って帰ることに。

野田商店
巻き寿司完売!

あともう1つ別府グルメを買いに、老舗のパン屋「友永パン屋」さんへ。こちらお店の前に着くと多くの人。そしてもうパンはほとんど売り切れ。ただこちらは事前に電話で予約しておいたので、お目当てのパンをしっかりゲットできました。これは予約していて良かった。。

友永パン屋
美味しそうなメニューたくさん。
ほぼ完売。80円~ 安い!

帰り、どうしても寿司が食べたかったので、回転ずしの水天さんへ。ここでは大分名物?(はじめて聞きました)の「りゅうきゅう軍艦」が130円(税抜)でコストパフォーマンスが良く美味しかったです。

奥の軍艦がりゅうきゅう。

で、夕方になり帰りのさんふらわあへ。

船内の大階段。

帰りもセミスイートの部屋なので、個室でゆっくりと。そしてまたまた日本シリーズ最後の甲子園ということで、結局3夜ともにがっちり阪神の応援することに。夜ご飯は気になっていた「さんふらわあカレー」のテイクアウトと友永パン屋のパン。カレーも牛肉入って、スパイスきいていて美味しかった。友永パンさんのパンは全部美味しく、中でもバターフランスが格段に美味しかったです。

さんふらわあのテイクアウトのカレー
友永さんのパン美味しかった。バターフランスが絶品。

無事この日も阪神が勝って、ラウンジでPARMも食べて、大浴場に入って、この日も就寝。そして翌日朝に大阪港について、無事3泊4日(うち2泊は船内)の旅は終わりました。

感想

・フェリーの旅は移動時間はかかるが、ゆっくりできるし、寝てる間に目的地に着くし、結構良かった。
・湯布院の通りはあまり今までに感じたことがない感じの観光地。
・界は景色・食事・体験と、ご当地感を出したゆったりとしたつくり。
・ご当地グルメ系は、事前に営業時間と休みはしっかり下調べが重要。別府だけでもいろいろあり楽しめる。ただ連休前は、お店臨時休業が多いので注意。(ネット情報だけではわからない。)

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