4月29日(東京ドーム)18時開始予定の巨人4回戦のみどころ

予告先発は広島がコルニエル、巨人がグリフィン。

昨夜は“打たれてはいけない”二人で対照的な結果が出た。オコエは3タコ1四球。坂本は左前打、2号3ラン、空振り三振、3号ソロだった。

遠藤は序盤3回47球で無失点。岡本和と坂本にシングルヒットを打たれ、この2本は真っすぐ、三回は打者3人をチェンジアップで打ち取った。

しかし四回の打席で指が痺れた状態になり、一死から岡本和に四球を与えて一度ベンチに下がった。

そのあと中田翔にも四球。二死一、三塁から高目に浮いたチェンジアップを左翼ポール際に叩き込まれて2対3…

けっきょく5回で降板した遠藤はこれで3連敗。5回雨天コールドゲームに勝利したあとは一度も6回を投げ切れない結果となった。

リードする曾澤もいろいろと、手を変え品を変えて対処しようとするがうまくいかない。おそらく掴みかけた自信が一気に萎んだはずでこうなると苦しい。

しかも寝かせておけばいいものを、坂本のバットに火を点けてしまった。八回の戸根は低目に投げた真っすぐを見事に振り切られ、危険な存在になった。

今夜のコルニエルは坂本に加えて岡本和にも注意する必要がある。2021年8月の東京ドームで決勝2ランを許すなど通算5打数2本塁打。

ただ、今のコルニエルは以前までとはスタイルが違っている。力勝負はしない。腕の振りを8割程度に抑える“別人98号”ピッチング。21日のDeNA戦(マツダスタジアム)は7回と2/3を109球で投げ切り、4安打4三振4四球1死球1失点。

2四球は八回に出したもので、走者を背負っても坂倉のリードに頷き粘り強く投げた。

巨人予告先発のグリフィンとは8日のマツダスタジアムで対戦済み。4回1/3、7安打6失点だったから相手には嫌なイメージが残る。

この時は二回にマットが変化球を捉えてソロ。五回には菊池が左中間へ二塁打、秋山がセンターオバーの三塁打でKOした。

マットは昨夜、一番搾り看板にぶち当てて、これで巨人戦に限れば3戦連発。

マットの一撃は迫力満点で決して“二番煎じ”ではないが、難点はいつ飛びだすか皆目見当がつかないこと。

しかしある意味、神の領域には近づきつつある。打撃30傑の28位と30位の話…だ。

28位 村神様 打率・156、2本塁打10打点、リーグ最多37三振
30位 マット 打率・143、リーグ最多タイ5本塁打9打点、リーグ2位27三振

※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。

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