4月21日(マツダスタジアム)18時開始予定のDeNA1回戦のみどころ

甲子園で3連敗…と最後に1勝ではぜんぜん違う。貴浩くん貯金が危うくなくなるところだった。勝率5割には見えない壁がある。
 
佐々岡監督最終年の昨季、開幕ダッシュに成功して貯金7まで行ったのに、5月途中から借金生活に入った。その前の年も4月末から借金生活に入り二度と勝率5割ラインに届かなかった。
 
6月開幕のコロナ禍1年目、イコール佐々岡監督1年目は半月と経たないうちに借金生活に入った。
 
こうした過去を思えば、開幕4連敗からの5割復帰は奇跡と言っていい。
 
ただ、そうしても球団サイドが「背番号が見えない」の批判の声に対して“こっそり”文字と縁取りを差し替えたビジターユニでは思うように勝てない。
 
もちろん野球の神様の警告だろう。
 
しかしフォークを勝負球に使わない捨て身の栗林と「放牧」で育った松山の一撃で勝ちを拾ってマツダスタジアムに帰還できた。
 
予告先発はコルニエルと今永。
 
昨夜のアンダーソンは二軍で準備したように見えて、予想通り?ぜんぜんNGだった。一、二軍のマウンドはぜんぜん違う。いきなりナーバスになってボールが浮きまくった。
 
コルニエルも二軍では3試合に先発して2勝を挙げ、防御率0・50だが投げてみないと分からない。
 
だが、投げてみないと…は今永もいっしょ。WBC左腕は帰国後、別メニュー調整で2度の二軍登板を経てやっと一軍マウンドへ上がる。
 
マイアミの地で米国との決勝、その先発マウンドに上がった経験を生かすも殺すも自分次第。必死で抑えにかかってくるだろう。
 
左打者が多いカープ打線にあっては菊池、ライアン、マット、それに上本がキーマン。7連勝中のマツダスタジアムでどこまで連勝を伸ばせるか…

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