4月4日(マツダスタジアム)18時開始予定の地元開幕戦、阪神1回戦のみどころ
カープナインは前日、先発陣以外、基本的にはオフ。でも、そんなこと言ってる場合じゃない選手は大勢いる。
特に野間と小園とマット。
マットは神宮第3戦でカープファンの待つ左翼席に来日1号を叩き込んだが、アレ(阪神岡田さんの真似)は吉村-中村バッテリーのサービスタイム、と言っていい。
初球真っすぐ空振りのあと、中村が中腰になってまた真っすぐ。釣り球のつもりが長身のマットのスイング軌道の中に入ってきた。
マットは第2戦の最終打席でたぶん、この時より高い釣り球で空振り三振に終わっている。
変化球とのミックスでも柵越えできるなら休日出勤する必要なし、だろうが…
せっかく二番に固定してもらった野間はもっと危機感をもってやった方がいい。
空振り三振、三ゴロ、空振り三振。見逃し三振、中飛、左飛、(代打上本を送られる)、左飛、空振り三振、二ゴロ、空振り三振という開幕3連戦だった。
小園も!だ。
二飛、捕邪飛、中飛、空振り三振、中飛、遊ゴロ、送りバント失敗、遊ゴロ、中飛、左飛、(代打上本を送られる)…という内容。
その上本は田口と2度対戦して右飛と右前打。きっちり右狙いでの1勝1敗、野間や小園は見習って欲しい!
代打で言えば田村俊介。開幕戦は九回、星のアウトロー154キロを見逃し三振。第3戦は石山の前に二飛。だが、新井監督はマツダスタジアムでも使い続けるだろう。落ち着いて打席に立てば、フェン直二塁打ぐらいは軽く打てるはず…
田中広輔も代打で2打席に立ち、松山も1打席。ふたりもマツダスタジアムで1本出るだろう。
地元開幕戦を任される九里は…と言えば「ガッツ九里」なのか「がっ九里」なのか投げてみないと分からない。
オープン戦では3試合12回を投げて防御率1・50だが、3月28日のウエスタン・リーグ登板(筑後・ソフトバンク戦)は3回2安打、2失点。一、二回は6人をピシャリ、だったのに三回、先頭打者に中前打され二死から失点した。
ローテで言えば九里-遠藤-アンダーソン。
阪神は西勇輝-大竹-西純矢。
その阪神、きのうは岡田監督の希望でマツダスタジアムナイター練習に臨んだ。感染防止のためベンチに記者が入れないのは相変わらずで、カメラマン席に15人以上が詰め込まれて?いた。
向こうは開幕3連戦勝で虎党の勢いは増す一方。取材、ネタ探しも大変だ。
薄暮のグラウンドは打球も見えにくい。そんな中、佐藤輝明がライトスタンドに楽に運んでいた。
昨季の九里は阪神戦4試合に先発して1勝0敗、防御率3・86。佐藤輝明とは10の2で柵越えなし。ただし下手に低目に投げれば今季1号を許すことになるかも?
なお阪神打線は安心打線の対極におり、打率だけ見ても…
近本・455
中野・400
小幡・364
大山・357
ノイジー・357
佐藤輝明・300
チーム盗塁数もすでに5つ。リード面も含めて坂倉は責任重大、だ。
※この記事は2000年10月から続く携帯サイト「田辺一球広島魂」のnote 版です。選手などの呼称は独自のものとなっています。
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