見出し画像

健康について考える

普通に生きている人は、健康について深く考えたことがない。
ポテトチップスが健康にいいと思う人はいない。
ではフライドポテトは健康にいいのか?
はっきりと健康には宜しく無いと断言できる人は少ない。
ではコカ・コーラは健康にいいのか?
マックは健康にいいのか?
自分の頭で深く考えた事はありますか?
考えないで飲み食いした結果、案の定通風になりガンになり糖尿病になっている。
それは「食べ過ぎ」であって、飢餓よりはまマシだろうか。
一昔前の人にはプリン体と言う言葉すら無かった。
ごく最近までグルテンと言う言葉すら
馴染みが薄かった。
つまり、人間はちょっとずつ賢くはなっている。
現代人は病院でおぎゃーと産まれ、病院で臨終の時を迎える。
土より産まれて土に帰るんじゃ無かった。
出発点と終着点がどちらも病院である。
通風を痛がらないのなら、別に通風になってもいいのだろう。
ガンや糖尿病で苦しまないのであれば、別に病気になっても構わない。
痛い苦しいと言うから病気はやはり
人間元来の状態では無いのである。

そして現代人の趣味嗜好と生活習慣の故に、人は必ず病気になってしまう。

ピザが食べたい、焼肉が食べたい、そういう人はまず病気になる。
つまり健康でいたいなら、あれもこれも普通に人が食べている物は食べ無いようにする。
するとそれは変人の食事になってしまう。
精製糖や小麦やカフェインやチーズを摂らない片寄った食生活になってしまう。

偏食によってのみ健康に辿り着けると言う奇妙な結論に達してしまう。
つまり現代人は身体に悪い不健康な食習慣を止めようとしないのである。
裏を返せば健康について無知なのである。
自ら好んで砂糖水を飲み、グルテンを欲しがる。
ピザもチーズも美味しいし。

その結果としての当然の糖尿病、当然の脳梗塞になっている。
自分の何処に問題があるのか分からない。
気づいたら病に冒されている。
一般論として、人間にとって健康は達成困難な遠い処に在る。
健康が普通で当たり前である存在を人間とは呼ばない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?