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植物たちの生存戦略、生きていくって大変だ!

暑さに弱い植物も居れば、寒さに弱い植物も居る。夏の炎天下が苦手な植物は、一旦夏に枯れる。私は光合成したいだろうから、長時間日光に当てればいいんでしょと思っていたが、そうではない。暑すぎると、光合成する葉緑体がやられてしまう。また寒すぎても凍ったりして生き辛い。だから、自分で葉を枯れ葉にして冬支度をする。つまり、地下茎で生きるなら、葉っぱとか地上部は、自ら枯らしてしまう。枯れ木も山の賑わい( Anything is better than nothing. )とか言うが、賑わいたい訳でもない。冬は冬眠もしくは休眠した方がベターと考える奴もいるという事である。地上の葉や茎や花が枯れても、地下の根がいきていれば、植物は生存しているのである。つまり、自分とは根であって、葉や茎は根という本体を活かす手段に過ぎない。人間に例えると爪や髪の毛を切っても別に痛くないと同様である。地下にエネルギーを溜め込んで、春に上へと爆発する。つまり、葉や茎や花は必ずしも植物の必須形態では無い。


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