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「唯霊論」って何ですか?

唯物論は皆さん知っています。世界は物質で出来ているという考え方です。これは「暗黒の中世」と呼ばれた宗教時代の反動としての「無神論時代」に誕生した。科学が宗教に取って代わったのである。近世のルネッサンス(Renaissance)は、神中心の世界観から人間中心の世界観にパラダイムをシフトさせた。その「神無き世界観」が「科学信仰」に他ならない。
この科学信仰に基づく世界観は、量子力学の世界観によって「反動の反動」という揺り戻しをもたらした。
唯物論があるなら、「唯心論」もあっていいし、「唯霊論」も有っていい。
世界は、霊で出来ている。霊と言うとすぐ幽霊や悪霊を連想して恐がる人がいる。日本ではアニメが大人気だが、「アニミズム」は古代人の世界観だった。万物には魂があり、言葉には魂が宿っていると言う世界観である。
幽霊でも悪霊でも無い「霊」とは一体どんなものだろうか?天使とか守護霊は果たして存在するのだろうか。
クォークも素粒子も原子分子も植物も動物も全て「霊」だとして、何か不都合は有りますか。SiriやAIが喋る時代に「レンガや小石やかまど」がしゃべっても驚きはしない。
霊とは単に「意識形態」にすぎない。宇宙も地球も人間も単なる意識形態でしかない。


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