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生命とは円環である

生命とは円環であり、循環であり、円運動であり、求心力と遠心力である。

地球は何故公転するのだろうか?回転することが生命の本質だからである。
だから電子は陽子の周りを回り続ける。
竜巻は回転することで成長できる。
回転を止めたら消滅する。

それ故、生命を誕生から死までの直線もしくは線分と考えるのは、便宜上の比喩であって正確には弧または円運動なのである。
デオキシリボ核酸は二重螺旋構造になっていて、直線構造にはならない。

肉体は土より来たりて、土に還る。意識は天より来たりて、天に還る。
円運動であり、循環である。
輪廻転生も一種の循環である。
新陳代謝も正に循環である。
血管が詰まると脳梗塞になる。

もしも自分が生命であるならば、自分とは円環であり、循環であり、円運動であることを意識して生きたい。

スムーズな新陳代謝の為に、適度に運動し適切な栄養補給をして、身体の隅々まで呼吸した酸素を行き渡らせたい。呼吸は呼気と吸気の単なる往復運動に留まらず、全身に酸素を行き渡らせる循環運動なのである。

この世に生を受けることで、人は存在として有形化する。そして死に際し再び無形化する。
言い換えれば、無より来たりて無に還る。無に帰すことを虚しいと感じる人がいるが、無に帰すことで無限たりうるのである。
無限が有限化してまた無限に立ち還るのだから、無限の無限成長なのである。
つまり、無限は、有限化しては無に帰すの繰り返しの円循環の中で成長し続ける。
循環する宇宙は円運動する太陽系によって生命を誕生させていく。
だから生命ある者は、死を恐れたり拒んだりする必要は無くて、あるがままに円運動と循環を繰り返せばいいのである。

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