何を信じればいいの?
今世の中で起きているトラブルの多くは、「他人を信じる」為に生じている。性善説に基づく、お人好し社会とも言う。年寄りは、他人の言を容易(たやす)く信じて、振り込め詐欺のカモとなる。最近は、青信号の横断歩道を渡っているのに、ひき殺されたりする。それは車やバイクの運転手が、止まってくれると決めつけるからそうなる。車が止まるとは限らないという前提で、用心深く横断歩道を渡る者だけが生き残れる、恐ろしい社会なのである。つまり、「他人を信じるな」、「自分以外信じるな」という新処世術を習得してない人は、単に「犠牲者」でしかない。
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