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可聴域とは何か?

人間の耳に超音波は聴こえない。目も耳も一定の限られたレンジでしか世界を捉えようとしない。だから人間は限定存在と呼ばれる。そのレンジに限定して自分を存在させる。それゆえ嗅覚は、犬に任せ、超音波はイルカやコウモリに任せる。周波数帯の混雑を避けたいか、もしくはイルカと会話したく無いからである。さて人間に聴こえるのは、20hzから20khzたが、実際に聞き取れるのは、60hzから16khzくらいである。年を取るとモスキート音が聴こえ無くなって来る。17khzあたりから加齢と共に、無音と認識される。ネズミの侵入を防ぐ防鼠(ぼうさ)装置が19khzを使ったりする。モスキート音と言うが、蚊がそんな高周波を出す訳では無い。蚊の出す羽音は350hzから600hzでそんなに高くない。そもそも蚊がモスキート音を出しても老人には聴こえない。耳の血行を良くして、鼓膜を鍛えれば、年取っても15khz以上を可聴可能である。聴こえにくいからと音量を上げるから、余計聴こえなくなってしまう。耳を澄まして小さい音を聴けば、聴力は向上していく。

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