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膵臓(すいぞう)がんの原因

膵臓がんの患者数は、年間4万人と大腸がんの4分の1程度で、さほど多くはない。その発症原因は解明されていない。私が思うに、「食べ過ぎ飲み過ぎ吸いすぎ」である。膵臓に接した十二指腸が潰瘍になる人は、タバコ好きでコーヒー好きのイメージがある。さて膵臓は2大事業を抱えて休む暇が無い。一つはインスリンやグルカゴンといった血糖値調整ホルモンを作る。此処が壊れると糖尿病患者になる。膵臓がんは此処では無い。膵臓のもう一つの大事業が、膵液という消化液を作る。これには糖質を分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼ、タンパク質を分解するトリプシンの全てが含まれている。つまり膵液の消化力が強力過ぎて膵臓が自身の一部である膵管を炎症、潰瘍、ガンと順次傷つけてしまう。膵臓がんの大部分がこの膵管で生じている。だから膵臓をフル稼働させるような暴飲暴食大食をしなければ、膵臓がんは防げる。もちろん少食でも、消化管の粘膜がストレス等で弱っている人にはリスクがある。

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