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時間はお金に換えられない

自分の時間を時給で切り売りする人がいる。
元来プライスレスな時間を他人に売り渡すしかない人生は辛く悲しい。
人間は他人に扱(こ)き使われる為に生まれて来た訳では無い。
山奥で仙人生活をしない限り、人は経済システムの中に放り込まれる。
その際人間の大多数は経済観念の無い生き物だから、お金を稼ぐのに四苦八苦だったり、多額の借金を抱え込んだり、馬車馬の様に働かされたりもする。

日本と言う国家と国民は、バブルとその崩壊に只々翻弄された。
国民に経済観念が身に付いていなかった。

それはいいとして、時間とは何なのか?
自分の時間を持てない現代人は多い。
トイレの個室に居る時間だけがホッとする憩いの時間だとしたら哀しい。

映画や演劇を楽しむとかコンサートに行くといった娯楽は一通りは経験したい。
冒険や探検はごく一部の人だけの娯楽であろう。
自分の時間をプライスレスにするとは、娯楽のその先へと向かうことである。
座禅を組むとか瞑想をするとか。
散歩をするとか、ボーッとするとか。

一度きりの人生を時給換算で生きては勿体無い。
いや勿論お金は大事だよ。だがお金以上に大事な物を見つけ出すのが、人生の醍醐味と言えるだろう。
時間はお金よりも大事であるし、
空間は時間よりもっと大事である。
自分をちっぽけな存在と決めつけるのは遺伝子的欠陥とも言えるだろう。
自身の遺伝子を自分が自在に組み換えて、価値ある自分からプライスレスな自分へと改変していければいい。

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