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病気とは何か?

普通、人はどこか身体(からだ)の調子が、悪くなってから、病気だと認識する。自分が気づくのが、一足遅い。それは自分に対する無関心から来ている。身体がどこかおかしくなるより前に、心が先に悲鳴を上げている。だが日常に忙殺(ぼうさつ)され、そのことに気づかない。病は気からとよく言うが、気とは一体何なのか。気持ちの気であり、生命エネルギーを指している。気が病むとは、気持ちが悩むことである。もちろん人間は悩むことで、精神的に成長できる。ただ度が過ぎると、病(やまい)へと発展する。つまり心が先で、体は後(あと)。これをはっきりと自覚することで、病気はしなくなって来る。自分が、自分の心の心理分析家になる。今日は左脳(さのう)が少し疲れているな、しばらく休ませるかとか、自分で敏感に察知出来る。会社で15分のお昼寝タイムを設けても随分違ってくる。人間は思ってる以上に、デリケートで脆弱(ぜいじゃく)である。だからより早い段階で異変を察知することで、病気を回避できる。また医食同源(いしょくどうげん)と言ったりする。日頃食べる物が原因で、病気にもなる。現代人は、健康に良くない物を食べすぎる。美味(びみ)の追求は病気のもとである。この辺から、社会も病んでいるのだと解(わか)る。まとめると、心が先で体は後(あと)、この順番を間違えるなと言うお話でした。

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