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生食(なましょく)と寄生虫

食べ物が無くなると、人は飢え死にしてしまう。

だから食べられる物は何でも食べるしかない。

日本も戦時中は食べ物が無くて、さつま芋のツルまで食べていた。

ゲテモノを食べていけない訳では無いが、虫の幼虫やカタツムリやナメクジを「生で食べて」絶命した者もいる。

目黑に寄生虫館というのがある。人の大腸内で何メートルにも育った寄生虫が紹介されている。

人間は虫やトカゲやヘビを食べるにしても、何故「生で食べたがるのか?」

カマキリは体内に寄生虫を育成している事が少なくない。

寄生虫は食べても、消化液で消化されもせず、人体に首尾よく侵入でき、脳やその他の臓器に潜り込むことができる。

さばやアジにアニサキスが寄生している事が多い。冷凍か加熱でアニサキスは死滅する。

サバイバル動画で、生の幼虫を口に入れたりする人がいるが、無知蒙昧も甚だしい。

中国なんかでは生の肉を好む人がいて、体調が悪くなり調べたら、体内じゅう寄生虫だらけだったりするケースもある。

寄生虫だけで無く、細菌やウィルスもいる可能性があるのだから、牡蠣やシャコの生食は出来れば避けたい。


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