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不生不滅とは何か?

仏教用語に不生不滅(ふしょうふめつ)というのがある。解釈は宗派によって無数に存在するから、自分の勝手な解釈で良い。生まれもしないし、滅びもしない。そんな境地は果たして存在しうるのか。この世この宇宙は、宇宙も国家も人間も、生まれて来ては死んでいく。これを延々繰り返している。その中で、人は殺し合い、国同士滅ぼし合う。助け合うより、いがみ合うことの方が多い。こうした現象の生滅を超越した地点は果たして存在するのか。つまりこの世は、現象だから移ろい、不変性を欠く。諸行無常である。それで永遠性や不変性は、どこかに有るのか無いのか。有るとすれば、自分はそれを手に入れられるのか。その答えを求めて、修行したりする。自分なりに悟る。それでいいのだと思う。難しい話じゃない。

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