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共に生きるとは?

敵と闘うとか、敵の領地を奪う。搾取するとか、税金を搾(しぼ)り取る。それは一方だけが得をする。仲良く助け合って生きるのでは無い。根粒菌はマメ科の植物と共生している。お前は敵だと喧嘩しないで、ギブアンドテイクで生きる。空中の窒素を固定してマメ科に窒素肥料を与える。マメ科は光合成で得た炭水化物を根粒菌にプレゼントする。だが人間は、ウイルスを敵と見做(みな)して、必死に闘う。その一方で、神はというと「汝の敵を愛せ」で、敵を作らないし、敵と闘わない。生き方の根本戦略が、根底から異なる。これが神と人との分水嶺(ぶんすいれい)となる。人間はヘトヘトになるまで、ウイルスと闘う。それゆえ疲れ果てる。一方、神は万象万物と共生し、闘わないので、疲れないしストレスも無い。人間に「生き方改革」は可能だろうか。闘わない生き方は、人間には無理なのか?

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