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くず

ひとつきづいたかもしれない。

いわおしわけの子供=吉野クズ部の始祖。
なんで”いわおしわけ”で、クズになるのって思うじゃないですか。
わかったかもしれない。

「臣是磐排別之子。」排別、此云飫時和句。此則吉野國樔部始祖也

日本書紀 巻第三 神武天皇紀

飫時という漢字を見てみると、↓

くじゅ。

ほらーやっぱり音なんだよ。上古の。Qのおとはのちのち”わいうえを”系になりがちなんですが、当時はしっかりQと発音していたくさい。
”くぉすぢゅ”みたいなかんじなのかしら。
で、クズはこちら↓

どういう法則なんだろう。ちょっとほかもみてみる。
うたよみ。ここも匂うのです

たべもののあまり。右側の注釈ってなんていう意味?
ん?????

このうたよみは、神武のときは、兄ウカシを殺した直後に出てきます。肉と酒を弟が出してきて、その肉と魚を神武が部下に分け与えて、読んだ歌が例
の歌。

注釈を翻訳してみると・・・

說文言上從肉,會意徒歌,通作謠,肉非聲

は???www

會意徒歌,通作謠,肉非聲
ここは、ただ歌を意味する会意ではなく、謠を作ることをとおして、肉は声にあらず。
ってこと?どういう意味?w

やっぱりものがたりと漢字のいわれ?が一致しちゃう。


くるうめ、くめ

足になっている実=くるぶし

でね、ちょっときいて。話がそれますが、
いすくはしの漢字は
日本書紀:伊殊區波辭
なんだけど、
古事記では伊須
なんです。
でね、神武天皇の妻は、
ヒメタタライスズヒメ媛蹈鞴五十鈴媛)
なんですが、
古事記では、
ヒメタタライスケヨリヒメ
[比売多多良”伊須”気余理比売
なの。
いすの漢字が同じ。であれば、五十=いす
になりますよね。
五十鈴川のいす。

となると沢山とかいう意味であり、磯でもあるやっぱり。
石ころが沢山あるのでいそ=五十=”いす”
細かい石ころでイス
いす=くはし(細かい、ふとしくはしの”くはし”)

であれば、いすくはし、は、
五十細し
または
磯細し
で、しぎはさやらなかったので、いそくはし

食べ飽きる。おれ。くぉすれ

影、魚、来、祭

えー。食べ飽きる、食べ残し

鷸がいち?!

いちさかき、みのをおおけくを。

あーーーーみてこれー。鷸の左側。うがつなんだ!

なるほどーーーーー!

ちょっと休憩
おまた。なんか光が見えた。
鷸=それは穿つ鳥。

菟田穿邑、此云于介知能務羅
菟田鼎のボスがうかし。兄猾及弟猾者 猾=gruud
あーなるほどー。鷸ってそこから来てるのね。磯城はあとででてくるのにどうして今出すんだろうと思ってたのです。

なるほど。なので、
しぎわなはるの”しぎ”は穿つ鼎の鳥ということを意味するのね・

魁帥、此云比鄧誤廼伽瀰 ひとごのかみ。

ちょっとまってーーー。複雑。とても複雑。
あのさ、空海が中国に到着したときに作った歌が、詩経を参照していてとっても技巧高いものだったらしく、ちょっと見てみましょう。
空海 (福州の観察使に與ふるの書)(観察使に請ふて入京する啓)
あかん理解不可。

鷸。
いそくはし。
粉々にしてみましょう。

まってね。
うがち
うかし

ぐいつ

あのね、
①うだうがちのむら 此云于介知能務羅
②うかし 猾宇介志と云ふ。是の両の人は、菟田県の魁帥(kuul sruds)
③くじら
④しぎ=うがつ鳥

あのさ、なんで鷸ってうがつ鳥なんだろう。



これも絶対関係しているの。


児=ひとあしが原型。頭蓋骨の固まっていないこども。
そこから魚に児で雌の鯨ないし、さんしょううお。

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