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Factorioで宇宙の謎を解き明かそう(Space Exploration攻略シーズン2) Part.1

 こちらの記事は、Factorioで宇宙開発を可能とする大規模MOD(Space Exploration MOD)の、クリア後の謎解きパートに関する記事となります。
前シリーズ(※)は、Space Exploration MODの標準的なゴールである銀河系脱出までの道筋を記したものとなっていましたが、このMODにはまだ大きな謎が残されていたようでした。
シーズン2となる本シリーズでは、その謎の解明に挑みたいと思います。

 注意点としては、この謎解き、とにかく滅茶苦茶面白いので、Space Exploration MODを遊んでいるがまだ未見 or 遊ぶ予定がある方は、自力で進めてから見ることを強くお勧めします(あるいは、どうしても詰まったときのヒントとして見るか)。

それでは、第二部スタートです!

(※)前段となる紹介&攻略の記事はこちらです



宇宙の特異点、Foenestra

 ほぼ全ての研究が完了し、無事銀河系脱出を果たした工場長。長く険しかったSpace Exploration MOD攻略も終焉を迎え、あとはバニラ版と同じように掘削効率を無限に研究する作業が始まるよぉ……と思ったことでしょう。
 しかしまだ、一つ心に引っかかるものがあったことに気付きます。それは、小惑星団の探索中に見つかった謎の天体Foenestraについてです。

 照度0%。Nauvis Orbitからの距離不明。分類、驚異。明らかに尋常の天体ではありません。全てが謎に包まれた存在ですが、しかし、宇宙船の行先に指定することはできます。
 何はともあれ行ってみない事には何も分からないと、とりあえず宇宙船に乗り込み、Foenestraを目指すことにしましょう。しかし、しばらく進む内に、いつもならただ目的地に近づくにつれて減っていくだけの残距離メーターが滅茶苦茶に増えたり減ったりしていることに気付きます。そして、代わりに増えていく謎のパラメータ、時空の歪み。明らかに三次元空間以外の何かにアクセスしていそうで落ち着かないですが、そのまま船を進めると、その内に時空の歪みが10000に到達し、船が停止します。
 そして、本当に着いたのか半信半疑のままFonestraに降り立つ工場長。そこに待ち受けていたのは、星でも小惑星帯でもなく、奇妙な人工物でした。

すべてはここから始まった

 Fonestraに降り立った工場長を最初に待っていたのは漆黒の空間でした。深宇宙も大概スカスカな空間でしたが、ここは遠く彼方まで見ても塵一つありません。……だがしかし、辺りを見渡してみるとたった2つ、その虚無の中に明らかに異質な物体があることに気が付きます。一つは砕け散った巨大な輪っか状の建造物。もう一つは、ぼろぼろの廃墟と化した宇宙船です。

右半分が砕け散った巨大な輪
座礁したと思われる宇宙船

 どちらも明らかに人工物です。これまでも、星々に残された遺跡により存在が匂わされていましたが、この2つの遺物は、この宇宙における工場長以外の文明の存在を明確に証明するものとなります。そしてもう一つ、Fonestraに降り立った瞬間、突如工場長の探査日誌にこの船の航海ログが登録されました。

突如、工場長の持つ権限によって宇宙船のログが参照可能となる。
ログから、事故による緊急離脱でNauvisに調査シャトルが発射されたことが分かる。

 ログに記された事実。それは、この船が何らかの事故(おそらく、巨大な輪っか型装置との衝突)に遭ったこと、そして工場長が、その事故によって緊急脱出した船の元乗組員だったということです。そう、記憶を失った工場長がNauvisに漂流したことから始まるこの長い旅は、この場所から始まっていたのです。

手加減を知らない新たなる課題

 衝撃の事実が明らかになり、さりとて謎は深まりました。この輪っかは一体何なのか、工場長たちはどこから来たのか……。それらを明らかにするためにも、次の手がかりを探さないといけません。
 宇宙船については見たところ、カッコいい宇宙船デザインのヒントにはなりそうなものの、特に謎解きにつながる追加の情報はなさそうです。輪っかの方についても、ヒントも何も壊れてるしなぁ……と思ったら、なんとこの壊れた破片、どうやら拾うことができるようです。

右クリックで普通に懐に収めることができました

 さらに、破片の形状をもとにハマりそうな所をクリックしていくと、どんどん建造物が元の形を取り戻していきます。流石は工場長。手榴弾だろうと機関車だろうとハンドメイドしてしまう工場長にかかれば、宇宙人の遺した未知のオブジェクトの復旧くらいお手の物です。

復旧した瞬間、輪の下部にコンソールが出現します

 そして輪っかが完成した瞬間、謎のコンソールが出現するとともに、2つの新たな研究、「次元アンカー」「長距離星図」がアンロックされました。次なるヒントは、これらの研究に隠されているに違いありません。
 ひとまず一つ目の次元アンカーを研究すると、エナジービーム送信機の色違いみたいなやつが作れるようになります。使い方が不明なので、とりあえず設備の説明文をみると、

よく分からない説明文は置いておくとして、衝撃の消費電力60.0GW。
むちゃくちゃ言ってら。

 ろ、60GW…。思わず、加減しろ莫迦!と心の中の牛股権左衛門が久しぶりに出てきてしまうほどの無茶苦茶な数値です。とはいえ、この手の無理難題にはSpace Explorartionを通してすっかり耐性が付いてしまいました。どれだけ膨大でも、数を揃えて解決できる問題であれば簡単なもんです。

こんな感じでCalidus上に5~6000枚くらいをひたすら設置

 というわけで、最寄りの恒星、Calidusの軌道上に数千枚のソーラーパネルを並べてみました。全然簡単じゃなかった。
 電力を確認すると、ちゃんと60GW以上確保できています。そして、満を持して次元アンカーを設置してみると、なにやらアンカーからエナジービームみたいな青色の光線が宙に伸びていきます。

60GW/sを注入すると、青い光線が出ます。

……特に何も起きません。工場にしてざっと数十拠点分くらいの電力を食って、ただ青いレーザーが出ているだけです。早速行き詰ったなぁと思いつつ、何らかの変化に期待して一旦Fonestraに戻ることにします。そして、ふと謎のコンソールを改めて見ると、コンソールに記載されたアイコンの一つが、錨(アンカー)っぽい見た目をしていることに気付きます。早速、コンソールに電気を供給して、スイッチをONにしてみましょう。
 すると、錨っぽいアイコンの横のゲージにランプが1つ点りました。なんだろう、猛烈に嫌な予感がします。これもしや、1つ次元アンカーを起動したから、ランプが1つ点灯したって事でしょうか。つまり、ランプを全部点灯させるには、同じ事をあと7回やらないといけない……!?

コンソールの右側には操作盤のようなもの、左側には3つのアイコンと、それぞれに対応すると思われる8つのランプが付いています

 流石にやり過ぎです。この問題を考えた奴は誰だぁ!と、心の中の海原雄山も思わず顔を出してしまいました。しかし、泣き言を言っても事態は進みません。諦めて全8か所のアンカー設置を頑張ります。

8つの恒星を巡る大事業でした

 数時間かけて延べ数万枚の太陽光パネルを配備し、8つのアンカーを起動することができました。早速Fonestraに行き、コンソールを再び起動してみます。
 すると予想通り、錨アイコンのランプが全て点灯しています。しかし、何も起こりません。なるほど、考えてみるとそれもそのはずで、コンソールに付いているアイコンは全部で3つでした。きっと残りの2つにも何か意味があり、それらのランプも全て点灯させるとこが出来たとき、初めて何かが起こるかもしれません。

 謎は深まるばかり。探究は続きます。
Part.2へ続く…!
(実はこの記事を書いている時点ではまだクリアできておらず、Partいくつまで続くかは全く未知数です)



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