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Factorioで宇宙の謎を解き明かそう(Space Exploration攻略シーズン2) Part.2

※本記事は、Factorioの宇宙開発MODであるSpace Explorationの謎解き攻略記事となります。例のごとくネタバレ尽くしなので、挑戦予定の方はご注意ください。

 いささかぶりです。前回、全ての始まりの地に降り立ち、そこで大いなる謎に直面した工場長。あれから、工場長の分身たる私も、ふとした空き時間にはこの謎について日々思いを巡らせて過ごしていました。そして、数か月が過ぎ、GWが終わり、夏が本格的に始まろうとしている今……!

考察Note(物理)

なんとまだ謎は解けていません。いや、ムズ過ぎる。集中して考える時間をちゃんと確保できていなかった(くせに他ゲーに浮気しまくっている)自分が悪いのですが、それにしても恐ろしい難易度です。とはいえ、このままではまた何となく数か月過ぎてしまうので、ひとまず最後の難関を乗り越える前のセーブポイントとして、そこに至るまでの道のりを記録しようと思います。というわけで謎解き編、part.2です!

Part.1はこちら



システムオールグリーンになろう

 前回、次元アンカー設置大工事を経て、Foenestraにあるコンソールの一行目のランプを緑に光らすことができました。まずは、このまま残り二行も光らせて何が起こるかを確かめようと思います。とりあえずヒントになりそうなのは、ランプの横に描かれたアイコンでしょうか。

謎のコンソール

 一行目の錨に比べて、二・三行目が何を表すかを具体的に読み取るのは少々困難です。しかし、二行目は何となく何かのメーター(温度計っぽい?)、三行目は半導体チップのような何らかのユニットのような雰囲気を感じます。また、忘れてはいけないのはコンソールに連なる8つの謎のパーツです。これはコンソールのランプの数と一致しており、二行目・三行目のどちらか(あるいは両方)と関連していると考えるのが自然でしょう。

こんなパーツが輪っかの周りに8つあります

 このパーツ、よく観察してみるとパイプが接続できそうな端子があることが分かります。パイプ……なんらかの流体を流す?そして先ほどの温度計っぽいアイコン。もしや、冷却材でこのユニットを冷やす……?

とりあえず水冷してみる工場長

 加減が分からないので、とりあえずキンキンに冷やした-273℃の冷却材をぶち込んでみます。すると予想通り、二行目のランプが緑に点灯しました。

 残りのランプはあと1種類!他に謎パーツの気になる所としては、レンズみたいな部分にカーソルを合わせると、「Rで動かせます」と書いている点でしょうか。「動かせる」とは一体何なのか見当もつきませんが、とりあえずコンソールに電気を通し、パーツを起動してみます。
 ……コンソールが落ちました。どうやら要求電力が供給電力を超えてしまったようです。その後、反物質反応炉を増設しては落ちてを繰り返すこと数度、ようやくパーツの起動に成功しました。

起動するとシャッターのようなものが動作し、その位置にあった輪っか上の模様がパーツにプリントされます。

 さて、何か変わっただろうかとコンソールを見ると……三行目に緑ランプが灯っています!どうやら、三行目のランプはユニットの起動状況を表しているようです。
 これで後は全てのユニットを起動するだけです。なのですが、ここで要求電力が大きな壁となります。先ず、ベースとなるコンソールの起動に10GW/s。そしてユニット1つを起動するためにかかる電力がなんと10GW/s。このユニットが8つなので、トータル90GW/sが要求電力となります。ネクサス6GW/sでやべぇとか言っていた時代が懐かしいですね…。

 光が届かないFoenestraで膨大な電力を作り出すのは大変ですが、ひたすらに反物質反応炉による発電設備を増築して増築して増築しまくって、なんとか90GW/sを生み出します。そして、十分な発電量が確保できたらいよいよコンソールを起動し、ユニットも順に起動していきます。
 1台目…2台目…と、各ユニットを起動する度にコンソールのランプが緑に点灯していきます。そして8台目の起動に成功すると、ついにコンソールのランプがオールグリーンになりました。
 するとその瞬間、輪っかの中心に異変が……!

輪っかの中心にエネルギーが集まってきました


終点の地を目指して

 8つのユニットをすべて起動した瞬間、輪っかの中心には謎の力場のようなものが出現しました。

SFでよく見るワームホールみたいなやつが出てきました

 力場はどんどん大きくなります。そして、輪っかを埋め尽くすくらいに大きくなった瞬間、以下のようなメッセージが出力されて力場は消滅してしまいました。

 出力されたメッセージには、謎の3次元ベクトルが記載されていました。これはおそらく、輪っかのユニットを起動したときに選択した8つの模様を入力に、なんらかの方法で計算された値であると考えられます。

 では、この模様は何なのか。手がかりになるのは、Foenestraに上陸したときにアンロックされたもう一つの研究、長距離星図です。この研究を実施してみると、iメニューにスターマッピングという新たな項目が出現し、謎の模様(パターン)に対応する3次元ベクトルが記載されています。

パターンごとに3次元ベクトルが対応付けられていきます
こんなの調査しても実用的じゃないですよ~みたいな白々しいメッセージも添えられています

この事と、先ほど輪っかを起動したときの挙動を照らし合わせた結果、この輪っかは、8つの3次元ベクトルを入力に1つの3次元ベクトルを算出し、その算出した3次元ベクトルの方向にアクセスする装置である、と推測できます。
 次のゴールが見えてきました。おそらく次にすべき事は、この輪っかのベクトル算出の仕組みを解き明かし、ゴールとなる地点にアクセスできるように正しく装置を起動する事でしょう。

法則を求めて試行錯誤

 8つのベクトルから1つのベクトルを導く法則。パッと考えただけでも色々なケースがありそうです。推論のためのデータを取るためにも、とにかくまずは試行を重ねるべきでしょう。

スターマッピングで既知のベクトルを組み合わせてみたり……
同じベクトルで繰り返してみたり……
1つだけ違うのにしてみたり……

 色々試してみますが、一向に傾向がつかめません。しかし何よりもキツいのが、輪っか制御のあまりにもクセ強で操作難度の高いUI、そのせいで頻発する操作ミス、操作時間が伸びることで消費される莫大な電力など、一回のデータを得るために非常に大きなコストがかかることです。

 さらに、何度も試行していると、思わぬアンブッシュ(不意打ち)を受けることもあります。

ズズズ……
!?
!??!

 「ポータルから何かがやってきます」というメッセージと共にバイターくんが突っ込んできました。あまりに不意打ちに、一緒にプレイしていた友人I氏は死亡、記事用のスクショ撮影にいそしんでいた私も瀕死の重傷を負いました。こんな所で茶目っ気出さなくていいから。

 そんなこんなでまだ法則の解明には至っておらず、引き続き調査中です。果たして、10/21に控えるFactorioの新時代(Space Age)の発売日に間に合うのでしょうか※!

※ :  Space Ageまでには記事を完結させたいという目標があります

 次こそはラストにしたい!Part.3に続く…!

おまけ:宇宙船を用いた長距離の輸送について

 Space Exproration後半(特にナクイウムが必要になってから)、恒星系外との物資の運搬は必須となりますが、一つの恒星系内での運搬に比べて、恒星系外との物資のやりとりには大きなコストがかかります。
 この一つの解として、宇宙船による自動運行がランニングコストも小さく良さげですが、恒星系外に移動する場合、下手すると片道数十分かかってしまうこともあり、これが生産システム全体の大きなボトルネックになってしまい、頭を悩ませている工場長は多いかと思います。
 かくいう私もそんな悩める工場長の一人だったのですが、ある日、X(旧Twitter)上で、私の記事の感想をよく送ってくださるTakechiyoさん(※)が、上記の悩みをもつ別のSpace Exproration攻略中の方に輸送効率向上のアイデアがあると連絡をされているのを見かけ、便乗して私もアイデアを教えて頂きました。
 このアイデアを見せて頂いたとき、思わず「すげーー!」とリアルで声が出ました。ご本人にはこの場で紹介する旨を快諾頂いたので、同じ悩みを持つ方に向けて紹介させて頂きます。

 その案というのは、どの天体からもほぼ等しい時間で行き来ができるというFoenestraの特性を活かした輸送を行う、というものです。

長距離輸送船に、一旦Foenestraに向かってから本来の目的地に向かうように設定を追加する
Foenestraは巨大なアルコリンクなのでは…?という恐るべきテクニックです

 即ち、Foenestraを銀河内運送のチョークポイントにしてしまおう!ということになり、実際やってみたところ、これまで往復40分程度かかっていた資源輸送ルートが往復20分以下に抑えられ、2倍以上の輸送効率となりました。シンプルに遠くに移動するだけでも、この技を使うかどうかで時間が全然違うので、是非試してみてください。

(※)
ご本人のNoteページはコチラとなります(https://note.com/takechiyo222)。
Space Exprorationに関する記事を書かれており、謎解き完了後の振り返り記事もありますが、今は読みたい気持ちをぐっとこらえています。謎が無事解けた暁には見に行かせて頂こうと考えています。

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