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ライアー・ルージュと北沢志保

はじめに

こんにちは。雨宮天さんを応援するために生きてます。いっきと申します。
ついにミリシタにライアー・ルージュの曲名カードが実装され、コミュも素晴らしかったので少し文章を書いてみたくなりました。拙く、まとまりの無い文章になりますが暇つぶし程度に読んでいただけると大変喜びます。
※断言している口調で記載している部分もありますが、当然 私個人の解釈ですのでご理解ください
※ライアー・ルージュのコミュ・衣装説明のネタバレ全開ですのでご注意ください

お顔も衣装も背景も美しすぎてAct3の発表で絶叫しました

1.ライアー・ルージュはキャラソンなのか?

アイドルマスターの楽曲は

●キャラクターソング(本人自身のことを直接歌詞に綴った曲。自己紹介曲)
●アイドルとして歌っている曲(あの世界の中にいる作詞家さんが作詞して出来上がっている、アイドルとして貰った曲)

の線引きが難しく、曲や個人の解釈によってバラバラだと思います。その子自身のことがそのまま歌詞になっている曲だとしても、アイドルとして人前で披露するのであればやはり”あの世界にいる作詞家が作詞して作った曲”なのでは…って解釈出来るので、その辺りは私たちプロデューサー側が自由に解釈して良いものだと勝手に考えています。

絵本とCAT CROOSINGは完全にキャラソンだと思っています。ミリシタで実装されるときは「新しい曲が出来たんだ!歌ってくれ!」という形で描かれますが、それは世界観の仕様上そうなってしまうだけで、あの楽曲は完全に北沢志保自身を表現している曲です。
そして、ライアー・ルージュはその線引きがかなり難しい楽曲の1つです。素直になれない、強がってしまう志保の不器用さを表現した曲にも思えますが、歌詞が志保そのままとはちょっと思えないくらい大人っぽい…そんな楽曲だと思います。
個人的な解釈としては、かなり日和った中間択的な答えになりますが「アイドルとして貰った曲ではあるけれど、志保の内面にリンクする部分もある」曲というのが私の考えです。

客席まであえて映して「アイドルとして披露するための曲」感がちょっと強まってる気がします

2.飾らない言葉 飾れない心

その解釈を持っていた状態で今回のコミュを読みました。コミュは当然「アイドルが貰った曲」として表現されておりますが、志保自身も”この曲のヒロインとはかけ離れすぎている"と言っているくらい大人の女性全開な歌詞なので、やはり志保自身とは少し遠く、キャラソンでは無いかなと改めて感じました。

ただ、「志保の内面にリンクする部分もある」ことも実感しましたし、その要素を強く感じました。ルージュを纏って…嘘で隠して…自分自身をさらけ出せないでいる曲中のヒロインと同じように、志保も劇場の仲間に対して自分の弱い部分や価値観の違う部分を出さずに(出せずに)いて、出さないことが正しいと思っていて。


今回のコミュではそんな志保が「等身大の自分と向き合っている劇場のみんな」を見ていくうちに考え方が変わっていって。

”真っ直ぐ見つめたらちゃんと届くかな”
”はじめて引いたルージュより、素直な笑顔 見せたい”

ライアー・ルージュの1番最後の歌詞のように、自分自身や劇場の仲間とも真っ直ぐに向き合えるようになったという、志保の成長を感じられるコミュになっていました。
昔のライアー・ルージュは、”孤高・無理して強く見せてしまう・着飾ってしまう”志保を表している曲であり、今のライアー・ルージュは”真っ直ぐ向き合えるようになった・ありのままを見せようと思えるようになった”志保を表している曲だなと感じました。

このイラスト本当に構図が天才すぎる

3.北沢志保の昔と今

Purple Skyは、静香とバチバチやり合って…クレシェンドブルーのメンバーと意見が合わなくて…内部分裂していた頃の志保では歌えない曲だと思っています。他のみんなの様々な”色”を見て、理解して、触れ合って。それが出来るようになった「今の志保」だからこそ歌える曲だと思います。ソロ4曲目がこの曲なの本当に天才です。

(ただ、それでもなお、他者によって自分自身が揺らぐ・曲がることはない、”誰の色にも染まらない”、イメージカラー「白」の志保が好きです)

それと比べてライアー・ルージュは、今回のコミュのおかげで「昔の志保」と「今の志保」の2つの要素が入った曲になっていることに気づくことが出来ました。最初のソロ曲として、初期の志保の個性や脆さを表現しつつ、時間が経った今歌うことで今後は志保の成長や考え方が変わった部分を表現している、”歌うタイミングで意味合いまで変わってくる自己紹介曲”になっています。SONG FOR YOUシリーズはアイドル達の内面や想いや家族関係などを深く描いている神シリーズなわけですが、”時間経過による成長過程”まで表現し始めたの凄すぎるなって思っちゃいました。

ライアー・ルージュが発売されたのは10年前、ミリシタに実装されたのは6年前、北沢志保自身は成長しているのにライアー・ルージュという曲自体は完全初期楽曲なわけで。今更この曲を実装してどう表現するんだろうって不安だったんですけど、過去としても今としても成立する、理想的で完璧な形で実装してくれました。凄すぎる。このnoteを書くにあたって、ライアー・ルージュ実装のメインコミュ第15話を見直したんですけど、まさにここで書いている「昔の志保」そのままでした。今回のコミュもちゃんと15話ありきで描いている気がします。凄すぎる。

(なんか書いてるうちにキャラソンでいいんじゃないかって思ってきちゃった。めっちゃ志保の曲じゃん。歌詞全部が志保のことではないって意味で一応キャラソン説否定しておきますけど。北沢志保とリンクする部分が非常に多い、貰った楽曲ってことで。第1章で「キャラソンなのか?」みたいなことデカデカと書いてしまったから引けなくなりましたが、アイマス楽曲ってキャラソンかどうかの定義は曖昧なくらいがちょうどいいのかもしれません)

4.はじめて書いたnoteにも気づいてくれないのに

内容としては以上で終わりです。いろいろ語りたいことあるなーと思って書き始めてみたものの、書いた内容自分で読み直してみたら「コミュ見れば分かる内容じゃん!同じようなこと書いてるだけじゃん!」って気がします。。。それでもここまで読んでくれた聖人の皆様ありがとうございます。この拙い文章をわざわざここまで読んでくれる人はミリオンライブと北沢志保が大好きな人だと思います。それが1番嬉しいです。

ちなみにライアー・ルージュの衣装コミュについてはこれとは全く別の方向性でめちゃくちゃ良いお話ですのでそちらもぜひ見てみてください。
そんな志保ちゃんのSSRがお迎え出来るSONG FOR YOU!ガシャ VOL.46は11/17 14:59まで開催中です!よろしくお願いします!

それでは。


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