山形の空が教えてくれたこと
山形の空は美しい。
雲の形も、みるみる変わる。
個性的な雲たちが、幾重にも折り重なる。
東京では見られない、豊かな表情。
滞在中は、つい空を見上げてばかりいた。
・・・・・
ふと思い返してみると、
タロットカードにも、
いろんなカタチの雲が存在する。
暗くて分厚い雲や、ぷかぷか浮かぶ雲、
ちぎれた雲もあれば、入道雲のような
大きな雲も出てくる。
「雲」は、思考を表していて
そのカタチや大きさで
意味が変わったりする。
山形で見た雲たちは
まるで人間の心のようだ。
好きだけど、キライ
イヤだけど、嬉しい
どうでもいい、けど大切
矛盾するさまざまな
「思い」が空に映し出されている。
良いも悪いもなく
そこに、それらが「ある」だけなのだ。
「あるがままを、受け入れる」とは、
「ただ観察すること」なのかもしれない。
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